レトロ顔!? 斬新「和製スーパーカー」実車展示! V8エンジン×2人乗りの“完全新型”マシン!? 「謎のGRAN TURISMO」とは
次世代モビリティ開発やFRP製造を行う「J-BEVU」が開発している「GRAN TURISMO」がイベントで展示されます。どのようなモデルなのでしょうか。
V8&EVの「和製スーパーカー」が展示される?
新たにV8エンジンガソリンエンジンを搭載するモデルが開発されていると言います。
その姿はどこかレトロな印象を受けますが、どのようなモデルなのでしょうか。
そのモデルは、次世代モビリティ開発やFRP製造を行う「J-BEVU」が開発している「GRAN TURISMO」です。
まるで古のスーパーカーを彷彿とさせるスタイルですが、立派な新型モデル。
J-BEVUは、FRPという繊維強化プラスチックの製造を得意とするメーカーです。2006年に創業し千葉市に本拠を構えています。
なおJ-BEVUの協賛企業には「TEAM TAISAN」の名前があります。
TEAM TAISANは、かつてスーパーGTやル・マン24時間レースに出場経験のある名門チームです。
現在は活動規模を縮小したものの、EVレースに出場し、次世代を見据えたモータースポーツ活動を続けています。
モータースポーツにゆかりのあるJ-BEVUは、自前でクルマの開発を実施しています。
開発実績はすでにあり、「E-DRAGON」と「EL2」の2車種を販売中です。
両車とも原付一種(ミニカー)登録となる1人乗りの電気自動車(EV)で、E-DRAGONはレトロ調の直線的なボディ、EL2は未来のパーソナルモビリティを彷彿とさせる曲線的なボディを持っています。
バッテリーは鉛かリチウムイオンかを選択でき、鉛の方は車体価格が抑えられます。ちなみに充電は家庭用の100V電源から可能です。
また、50ccの単気筒エンジンを搭載したPHEV仕様も開発中です。
そして今回、2024年6月22日・23日に「GREEN×EXPO 2027」の開催1000日前を記念するイベントが開催されます。
そこでJ-BEVUが展示するのが「GRAN TURISMO」(グランツーリスモ)です。
グランツーリスモは、ひと昔前のアメリカンスーパーカーのようなボディデザインを持っています。
フォード「GT40」や、デ・トマソ「パンテーラ」のスタイルに近く、どこか懐かしさを覚えるスタイリングです。
ヘッドライトは、2眼を一組としてデイタイムライトでそれらを楕円形に囲んだデザインで、前輪の高さよりも低い位置にレイアウト。
テールランプは、ボディの端から端まで横一文字に太く結び全ての箇所を点灯させる仕様で、インパクトは絶大です。
ボディサイズは不明なものの、2人乗りで車両重量は1200kg(予定)。駆動方式はMRとのことで、本格的なスーパーカーを予感させます。
またエンジンはV型8気筒を搭載し、トランスミッションは6速MTを採用。燃料タンク容量48Lです。
エンジンスペックは非公表ですが、V8なのでおそらくは4リッタークラスの大排気量となるのではないでしょうか。
パワーとトルクも相当なスペックをたたき出しそうです。
また、純エンジン以外にEVも開発中とのことで、現在分かっているのは車両重量は1200kg(予定)ということ。
エンジン仕様が強烈なスペックなので、EV版はさらにどのような性能があたえられるか、想像がかき立てられます。
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今回のイベントの1000日後に開催予定の「GREEN×EXPO 2027」は、「国際園芸博覧会」の別称です。
2027年3月19日-9月26日まで神奈川県横浜市で開催されます。
今回の開催1000日前イベントではベガとグランツーリズモが展示されます。両者とも開発段階ではありますが、近未来の個性的な乗り物に対して、どのような反響が集まるのかに注目です。
「V8エンジンガソリンエンジン」
くどいなw