100万円台で買える! ホンダが新型「すごい商用バン」発表! 斬新な「タンデムシート」採用にも熱視線! 黒すぎ顔の「新型N-VAN」に反響あり
ホンダは2024年6月13日、新型軽商用EV「N-VAN e:」を発表しました。ラインナップには「完全1人乗り」や「前後2人乗り」などユニークな設定もあり、注目が集まっています。
ホンダの新型「商用バン」に注目集まる!
ホンダは2024年6月13日、新たな軽商用バン 新型「N-VAN e:」を10月10日に発売すると発表しました。
同車は計4タイプのラインナップが展開され、中には「完全1人乗り」や「前後2人乗り」といったユニークな仕様も設定。
これについて、ユーザーからはどのような反響が寄せられたのでしょうか。
今回発表のあった新型N-VAN e:は、軽商用バン「N-VAN」をベースにした軽商用EV(電気自動車)。
ホンダは2050年までのカーボンニュートラル実現を目指し、四輪車については2030年までに30種類のEVをグローバル展開すると予定しています。
その計画の第一弾モデルとなるのが、2022年12月の予告から約2年を経て登場する新型N-VAN e:です。
同車は、低床でフラットな室内や、床下に格納できる助手席による広い室内空間、左側のセンターピラーレス構造による積載性など、ガソリン車であるN-VANの魅力をそのまま受け継ぎながら、環境性能や静粛性、給電機能などを追加。
モーターやバッテリーといったパワーユニット自体の小型化に加え、高電圧部品の集中配置したことで、N-VANと変わらない荷室空間を実現しつつ、一充電走行可能距離は245km(WLTCモード)と、配送業務にも対応する容量を確保しました。
また、給電は3.2kW/6kW普通充電にくわえてモデルにより50kWの急速充電にも対応。急速充電ではわずか30分ほどで80%まで充電することが可能です。
そんな新型N-VAN e:のエクステリアは、ベースのN-VANと共通する、シンプルで機能性の高いデザインを採用。充電リッドを備えたフロントグリルには、使用済みホンダ車のパーツを再利用したリサイクル材を用い、環境への取り組みも表現します。
インテリアには、貨物輸送やコンテナをイメージしたビード形状をあしらい、堅牢感を高めつつトリムの肉薄化を実現。
そのほか、バッテリーを加温し長い航続距離を維持する機能や、1500W対応の外部給電機能、衝突被害軽減ブレーキやリアパーキングセンサー、前席SRSサイドエアバッグを標準採用し、さらに上級モデルには「ホンダ センシング」を装備しています。
新型N-VAN e:のラインナップは、「e:L4」「e:FUN」「e:L2」「e:G」の4グレードが用意され、なかでも注目されるのは、座席レイアウトが運転席1席のみの「e:G」の、運転席と運転席側リアシートというタンデム配置を採用した「e:L2」です。
両グレードは、助手席側インパネを短くし、助手席側の座席取り付け部もなくすことで、N-VANと比較して室内長が95mm延長されたほか、新型N-VAN e:の他グレードよりも120mmフロア高を下げ、長さ2.47mの脚立をそのまま収納することが可能です。
このようにシンプルなレイアウトによって、ビジネスモデルとしての機能性が追求した「e:G」と「e:L2」グレードは、商用メインとなるため新車オンラインストア「Honda ON」だけで取り扱われ、リース契約のみの限定販売となります。
新型N-VAN e:の車両価格(消費税込)は243万9800円から291万9400円となっており、「e:G」が243万9800円、「e:L2」は254万9800円。
事業者用補助金を適用すれば全グレードとも200万円以下で購入可能な価格となっています。
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この新型N-VAN e:についてSNSでは、一充電での走行可能距離についてのコメントが多く見られます。
「本当に245キロ走れるなら凄い」「長距離移動しないならアリでしょ」「そんなに長距離走る人ばかりではないからね。モーター由来のパワフルさと静かさ、自宅充電の安さは魅力的」という投稿が寄せられた一方で、「245kmか…もう少し伸ばしてくれないとなぁ」「キャンプ場なんて山の中だし200kmとか普通に走る」「単純に航続距離が足りないと思う」との声もあり、クルマの使用環境や居住地によって意見が大きく分かれました。
しかし、「配送業やってるけど毎日200kmも走ってない。近くの配達を繰り返すのに使うには適している」「小口配送では1日で200kmも走らない。あとは電池の耐久性だと思う」などの投稿も多く、元々想定されていた商用車としての使用環境において十分に運用できる走行距離だといえるでしょう。
そのほか、「100万円台は確かに魅力的!」「ガソリン車のようにオイル交換とかしなくていいしメンテナンスコストも安いでしょ」「仮にEVゆえの不便さが多少あったとしても結局安ければ受け入れられる」といったコメントもあり、補助金を込めた実際の購入価格にも高い注目が集まっているようです。
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