日産「“最後の”GT-R」登場へ 「R35型」17年の歴史に幕… 新型「R36型」登場なるか?「R35最終型」どんなモデル?

2025年モデルの日産「GT-R」が2024年6月に発売されます。R35型としては最終モデルとなりますが、どのようなモデルなのでしょうか。

 日産の新型「GT-R 2025年モデル(R35型)」が2024年6月に発売され、まもなく納車が開始されます。
 
 現行GT-Rは2007年12月に登場して以来、約17年にわたってラインナップされているスーパースポーツカーです。

ブルーヘブン内装を新たに取り入れた「最後のGT-R(R35型)」
ブルーヘブン内装を新たに取り入れた「最後のGT-R(R35型)」

 登場から現在まで、幾度となく商品改良やマイナーチェンジが実施されており、デザインの一新やパフォーマンスの向上など、常に最先端のモデルとして存在してきました。

 直近では、ビッグマイナーチェンジした2024年モデルを「東京オートサロン2023」で世界初公開。新たなフロントフェイスや空力性能の向上、新開発マフラーなどが採用されました。

 日産はこの世界初公開時に、2024年モデルは「GT-Rの集大成」と言及しており、登場から15年以上が経過したことや、継続生産車でも2025年12月から義務付けられる衝突被害軽減ブレーキなどの先進機能を搭載していないことから「最後のGT-R」と言われていました。

 そんななか、2024年3月にGT-R 2025年モデルが発表。

 日産の広報部は「R35型 GT-Rとしては2025年モデルが最終となり、部品の供給の見通しが立たなくなってきていることから2025年8月に生産終了します」といい、今度こそ本当に最後のGT-Rとなるようです。

 2025年モデルでは、上級グレードの「プレミアムディション」に、専用特別内装色である「ブルーヘブン」が新たに設定されました。

 また、「プレミアムディション T-spec」と「トラックエディション エンジニアード by NISMO T-spec」では、エンジン内部部品であるピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用していた高精度重量バランス部品を採用し、レスポンスの精度を高め、性能を磨き上げています。

 さらに、この2モデルでは、エンジンを手組した“匠”と呼ばれる職人の名前が赤文字で刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートをエンジンルーム内に配するなど、特別な仕様を採用しています。

 GT-R 2025年モデルの価格(消費税込)は、1444万3000円から2289万1000円に設定。さらなる高性能バージョンの「NISMO」は3008万5000円から3061万3000円です。

※ ※ ※

 なお、GT-Rは日産を代表するモデルでもあるので、次期型の「R36型」についても開発の検討をしていると日産はいいます。

 今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていくとしており、新たなGT-Rの誕生に期待が高まります。

【画像】カッコいい! これが最後の「R35型GT-R」です! 画像を見る(30枚以上)

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1件のコメント

  1. R36型?は多分、2026年2月頃だと思われます。

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