約全長6m×全幅2mの「デカすぎマシン」日本初公開! トヨタ「ハイラックス」超えの「シルバラード」日本導入へ? 突然公開の目的は?
2024年6月1日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレーファンデイ2024」を開催。同イベントにて、同社は新型「コルベット E-Ray」を日本初公開しましたが、同時にシボレー「シルバラード 1500 ZR2」も実車展示しました。どのような目的なのでしょうか。
全長約6m×全幅約2mの「デカすぎマシン」日本導入へ…?
2024年6月1日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)にてファンイベント「シボレーファンデイ2024」を開催しました。
同イベントにて、同社はハイパフォーマンス・スポーツカー新型「コルベット E-Ray」を日本初公開しましたが、同時にシボレー「シルバラード 1500 ZR2」も実車展示しました。
同車は日本未導入のクルマで、ゼネラルモーターズ・ジャパン正規としては、日本で展示するのは初めてだといいます。
シボレーはアメリカに本拠を置くGMの乗用車ブランドの一つ。そんなシボレーが展開する巨大なピックアップトラックが「シルバラード」です。
アメリカ本国や、オーストラリアなどで展開されるモデルで、現行型は2018年に登場した4代目です。
今回展示されたのも、この4代目。シルバラード 1500 ZR2という4ドアの本格オフロードモデルです。
ボディサイズは、全長5931mm×全幅1991mm×全高2074mm。全長は6m、全幅は2m近く、さらに全高は2mを超えるおおよそ“日本向け”とは思えない巨大なボディです。
ピックアップといえば、日本で正式展開されているのは、トヨタ「ハイラックス」と三菱「トライトン」ですが、それよりも一回り以上大きいサイズ感です。
エクステリアは、大胆で押出し感の強いアメリカンな迫力あるデザイン。鮮烈なブルーメタリックのボディに、所々に散りばめられた赤いアクセントが映えます。
インテリアは、直線基調のデザインで、タフな印象を高めています。おおよそ5人乗りとは思えない広大な空間が広がっており、巨大すぎるセンターコンソールなどが、異国感を強調します。
パワートレインは、最高出力426馬力・最大トルク624Nmを発揮する6.2リッターV型8気筒エンジン(OHV)。これに組み合わせるのはトランスミッションクーラー付き10速ATです。
駆動方式はもちろん4WD、2H・4H・4L・AUTOの4つのモードが選択可能なセレクタブル4WDシステムです。
今回展示されたシルバラード 1500 ZR2は、アメリカ仕様ではなく、オーストラリア仕様の“右ハンドル”モデル。わざわざ右ハンドルを展示したのは日本導入検討なのでしょうか。この点について担当者は以下のようにコメントしています。
「今回の展示は“テストマーケティング”です。多くの要望をいただけば日本導入もあるかもしれませんね」
実際展示車両には、アンケートフォームが添えられており、シルバラード 1500 ZR2についての“評判”を収集している様子でした。
現行型シルバラードについては、現在正規の輸入はなく、一部並行輸入業者が販売しているのみにとどまっていますが、今後正規輸入される可能性を完全には否定できない様子でした。
狭い日本の道路状況じゃー北海道でしか売れんだろ・・・
売れたとしてもすぐ手放す人が続出しそう