スバルが「BRZ」“現行モデル”を生産終了へ! 「新BRZ」がまもなく登場!? 公式サイトで発表
スバルは公式サイトで「BRZ」の生産終了を発表しました。改良を見越した一時的な生産終了とみられます。
「BRZ」改良間近か 公式サイトで「現行モデルの生産終了」を発表
スバルは2024年5月31日、「BRZ」現行モデルの生産終了を公式サイトで発表しました。
BRZは2012年に登場した2ドアクーペで、トヨタと共同開発したスポーツモデルです。精悍なデザインに加え、ハンドリングに優れたFR駆動と、重量バランスの良いスバル独自の水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載し、高い走行性能が好評を博しています。
現行型は2代目で2021年に登場。トヨタでは「GR86」として販売されています。
デザインの一新を図ったほか、先進運転支援システム「アイサイト」を搭載し安全性能を向上。パワーユニットでは先代に搭載された2リッターエンジンの排気量を拡大し、2.4リッターとすることで、パワーアップも図っています。
2023年9月には改良が実施され、従来型ではAT車にのみ搭載されていたアイサイトをMT車にも搭載。スバルでは初のMT車向けアイサイトだと言います。
このアイサイトは、AT車向け(Ver3.)をベースに、プリクラッシュブレーキや追従機能付きクルーズコントロール(ACC)、車線逸脱・ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、後方ソナー警報機能のクリアランスソナーを装備。そのうえで、MT車の運転特性を考慮した制御が加えられました。
また、専用サスペンションやブレンボ製17インチブレーキ(オプション)、専用アルミホイールやボルドー/ブラックのインテリアなどを採用した新タイプ「STI Sport」をラインナップしました。
今回、この改良実施から1年を待たずして生産終了が発表されたことになります。公式サイトでは以下のように掲載されています。
「現行モデルについては、生産終了に伴い、販売店での在庫対応のみとなります。詳しくは販売店にお問い合わせください」
サイト上での表記はモデルチェンジを思わせるような表現となっていますが、2代目の現行型は3年ほどしか経過していないことや、MT車にアイサイトを新搭載して間もないことなどから、フルモデルチェンジではないと考えられます。
また、これまでスバルでは年次改良を実施する直前にこうした情報を掲載していることがあり、今回も改良を前にした生産の切り替えに伴う一時的な終了とみられます。
なお、次の改良や販売の開始時期などについては公式サイトなどでアナウンスはされておらず、どのような改良が施されるのか、期待が高まります。
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