トヨタが「“超凄い”ハチロク」実車公開! 6速MT搭載の“超静音”モデル! 斬新2シーター化も実施の「新型ハチロク」登場に市販化望む声も

トヨタは、2024年4月中旬に幕張メッセで開催された自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」で「AE86 BEV Concept」の実車を展示しました。これについてユーザーからさまざまな反響も寄せられています。

再登場の「AE86 BEV Concept」に反響多数!

 トヨタは、2024年4月中旬に幕張メッセで開催された自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」(オートモビルカウンシル2024)に出展。

 展示ブースには東京オートサロン 2023で世界初公開され注目を集めた「AE86 BEV Concept」の姿もありました。これについてユーザーからの反響も集まっています。

”NON CAM 0”の文字もユニーク!…「AE86 BEV Concept」
”NON CAM 0”の文字もユニーク!…「AE86 BEV Concept」

 オートモビルカウンシルは、2016年から開催されている「日本に自動車文化の創生を図ること」を目的とし、往年の名車と最新モデルが一同に会するイベントです。

 今回トヨタの展示ブースでは、トヨタ内でのさまざまなヘリテージに関する取り組みと、そこにかける熱い思いを表現。

 そのなかで電動技術を活かした旧車の新しい楽しみ方の提案として、AE86 BEV Conceptが展示されました。

 AE86 BEV Conceptは、1983年5月に発売し「AE86(ハチロク)」という愛称で親しまれるトヨタ「カローラレビン」のBEV(バッテリーEV)化したコンセプトカーです。

 2023年1月に開催された東京オートサロン 2023で世界初公開され、その後2024年1月の東京オートサロン 2024でも豊田 章男会長の愛車とともに再び登場するなど注目を集めていました。

 AE86 BEV Conceptにはカローラレビンが持つクラシカルなデザインや車重の軽さ、最適な前後重量バランスはそのままに、レクサスブランドで培われた電動化技術を投入。

 バッテリーEVの特徴である高い駆動力やマニュアルトランスミッションの採用により、より「走りの楽しさ」が追求されたモデルに仕上がっているといいます。

 パワーユニットには、最大出力95kW(約129馬力)・最大トルク150Nmを発揮するモーターを搭載。これに、AE86の後継ともいえる2ドアスポーツカー「GR86」から流用された6速MTを組み合わせ、後輪を駆動します。

 エクステリアは、フロントリップスポイラーやサイドステップ、ローダウンサスペンション、ワタナベ製アルミホイールなど、カローラレビン全盛期のトレンドを反映したカスタムを実施。

 ドア下部にはグリーンの「EV」のデカールや、AE86が登場する人気自動車漫画「頭文字(イニシャル)D」で描かれたマシンをオマージュした「電気じどうしゃ(実験用)」のデカールも配されています。

 インテリアもナルディのステアリングやBRIDE製バケットシートを装備、フロアカーペットの撤去やロールバーの装着、乗車定員を2名に変更するなど、外装同様、当時の定番カスタムが施されています。

※ ※ ※

 AE86 BEV Conceptの登場に「遊び心があっていい感じ」「パロディーでトヨタの遊び心にクスッとしてしまいます」など、ユーモアが施されたコンセプトカーの仕上がりに反応する声も。

 またAE86のファンからは「ガソリンエンジンあってのこのクルマだけどBEVに改造して乗り続ける道もありかも」「提案のひとつとしてアリなのかもなあ」といった声や、なかには「この形で現代版復刻車を発売してほしい」と市販化を望む声など、さまざまな反響が寄せられていました。

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