車のエアコン「キンキン」に冷やしたい! “ガス”入れ替え・補充は「効果なし」!? 効きの悪い冷房を復活させる方法とは
手軽にできるエアコンの効きを良くする方法
普段使っていたエアコンが悪くなるのは、エアコンガスの問題のほかに原因がある可能性も考えられます。
エアコンガスの入れ替えや補充する以外の方法で、冷えなくなったエアコンの効きを復活させる方法はあるのでしょうか。
「まずはエアコンに関連する場所の清掃です。特に消耗パーツの『エアコンフィルター』の交換は夏前に済ませておきたいところです。
さらにエアコンの吹き出し口などに汚れは溜まっていないかもチェックしましょう。
新鮮な空気が取り込まれず、うまく循環できないことでエアコンの効きが悪くなるケースがあり、フィルター交換や吹き出し口に溜まった埃などを取り除くだけでも十分効くようになることも多いものです」(I整備士)

家庭用のエアコンでも定期的にフィルターの清掃や交換をするように、クルマも車内を循環する空気の流れ良くするために、各所の清掃をする必要がありそうです。
洗車などでコンデンサーなどの外側についた汚れを洗い流し、内装もしっかり清掃しつつ、さらにフィルター交換するなど一般的なメンテナンスをしたうえでも効きが悪いようなら、自動車販売店やカー用品店、整備工場などに相談するという段取りでも遅くはないといいます。
「内装掃除では、エアコンを稼働して風量を最大にして内側に溜まったホコリなどを一旦出させるなどの方法も有効です。
吹き出し口に汚れが溜まっていたら、掃除機などで取り除いくだけでもかなり違います」(I整備士)
※ ※ ※
カーエアコンの効きの良し悪しは、日頃のメンテナンスでかなり違ってくるようです。まずはエアコンフィルターの交換からはじめてみてはいかがでしょうか。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。














