旧車風デザインの「新型2シーター“スポーツ”」初公開! 大排気量“直6”搭載でめちゃ楽しそう! 生きた化石な「ミッドサマー」英に登場
イギリスを拠点とするモーガン・モーター・カンパニーは2024年5月16日、新型「ミッドサマー」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
旧車デザインが美しい新型「ミッドサマー」初公開
イギリスを拠点とするモーガン・モーター・カンパニー(以下モーガン)は2024年5月16日、ピニンファリーナとのコラボモデル新型「ミッドサマー」を発表しました。
モーガンは1909年創業。イギリスの文化性を尊重しながら熟練のクラフツマンによるハンドメイドの領域を狭めることなく、一貫して少量生産を続けており、「生きた化石」とも呼ばれています。
そんなモーガンと、フェラーリのデザインを多く手がけたことでも知られるイタリアのピニンファリーナが手を組み、共同で開発した新型オープンスポーツが今回のミッドサマーです。
見どころは手間暇かけた内外装デザインで、1930~1940年代の古き良きスポーツカーのエレガントな雰囲気を表現したといいます。
特にそれが顕著に表れているのが、斜め後ろから眺めたスタイル。豊かに張り出したホイールフレアと相まって、スタイリングの美しさが見て取れます。
アルミニウム製のボディパネルや下部のステンレス製パネルは、ハンドメイドで成形されたもの。
またキャビンに使われている木製パネルは、持続可能な方法で調達されたチーク材を400層以上に重ねたものです。大量生産のクルマでは真似できない、独自の世界観をつくり出しています。
プラットフォームは2019年に発表された「プラスシックス」と同様、接着アルミ構造による「CXジェネレーション」を採用しています。
BMW製3リッター直6ターボエンジンに8速AT(マニュアルモード付)を組み合わせ、最高出力335hp/最大トルク500Nmを発生します。シフトノブがBMW製であることを物語っています。
価格は未定。限定50台のみの生産となります。実車の一般公開は2024年7月に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで行われる予定です。
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