“V10エンジン”×MT風AT採用! “リトラ”も採用の「最新スポーツ“クーペ”」! 旧車風デザインがイケてる「パンサー」とは

イタリアを拠点とするコーチビルダー「アレス・デザイン」が、往年のスーパーカー「パンテーラ」をオマージュしたスポーツカー「パンサー」を展開しています。どのようなクルマなのでしょうか。

パカッと開くライト採用の「最新型スーパーカー」

 かつてスペシャルな存在だったリトラクタブル(格納式)ヘッドライト。時代は流れ、安全上やデザイン上などさまざまな制約によって消滅したと思われていましたが、イタリアを拠点とする「アレス・デザイン」というコーチビルダーは、往年のスーパーカー「パンテーラ」をオマージュしたスポーツカー「パンサー」に採用し、古き良き時代の雰囲気を現代に蘇らせています。

ナニコレ超カッコイイ! アレス・デザイン「パンサー」
ナニコレ超カッコイイ! アレス・デザイン「パンサー」

 アレス・デザインは、フェラーリやロータスで手腕を振るってきたダニー・バハー氏らが2014年に起ち上げたコーチビルダーです。

 超高額車に特化したカスタムメーカーといってもいいでしょう。ベントレーの4ドアサルーン「ミュルザンヌ」を2ドアクーペ化した「ミュルザンヌクーペ」、ポルシェのハードコアモデル「911 GT3 RS」をタルガボディ化した「GT3タルガ」などをレギュラーモデルとして販売しています。

 そのラインナップのひとつがパンサーです。モチーフとしたのは、今はなきデ・トマソが1970年代に生産していたパンテーラ。

 イタリア製のボディにアメリカ製の大排気量エンジンをミッドシップ搭載した異色のスーパースポーツです。

 パンサーのベース車はランボルギーニ「ウラカン」で、5.2リッターV型10気筒エンジンに7速DCTと4WDシステムを組み合わせたパワートレインは、アレス・デザインによってチューニングされ、最高出力650PS/最大トルク600Nmを発生します。

 ボディパーツはカーボンファイバー製で、パンテーラのデザイン上の特徴であるリトラクタブルヘッドライトを採用するなど、可能な限りパンテーラの雰囲気を再現しています。

 その再現度の高さがインテリアにも及ぶのが凄いところで、アナログ回帰のデザインに全面変更されており、シフトまわりもゲート式のMT風に変更されています。ちなみに、そのMT風システムの開発には約8か月を要しており、他車へ流用することも可能だそうです。

【画像】超カッコイイ! ”MT風AT”採用の「スポーティクーペ」を画像で見る(42枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー