首都高にある「謎の空間」何のため? 近くには「東京駅」 ポツンと存在する「八重洲線の施設」どうなってる?
東京周辺には首都高速道路が存在します。多くの出入口があるなかで、人だけが通れる場所も。そこはどのようなトコロなのでしょうか。
八重洲線にある謎の空間とは
日本全国を結ぶ高速道路。東京周辺には首都高速道路(首都高)が存在します。
都内に張り巡らされた首都高には、多くの分岐点や出入口がありますが、中にはあまり知られていないかつ「人が降りることしかできない」という謎の場所が存在します。
基本的に首都高から出るにはクルマであれば、各所に設置されている出口から一般道路に降りることになります。
しかし、一部では人だけが通れる場所も存在。
そのひとつは、首都高・6号線三郷線(上り)にある「八潮PA」となり、ここは一般道からPA内の店舗を利用するために歩行者用の出入口が用意されています。
対して、東名高速道路から首都高・3号渋谷線に繋がる用賀料金所に併設される「用賀PA」は、人が出ることは可能な場所です。
ここはPA施設内の階段を降りていくと田園都市線・用賀駅周辺に出ることが可能となっています。
東名高速道路から渋谷3号線は渋滞が頻繁にあることや、都心ではなく世田谷区周辺に住んでいるなどの場合にここで降りる人がいます。
なお防犯上などから地上から用賀PAに行くことは出来ません。
八潮と用賀は、PA内の施設に繋がる場所ですが、その他にも東京駅に直結している場所もあります。
それは首都高速・八重洲線にある「八重洲乗客降り口」です。
「首都高速八重洲線」は、都心環状線外回りからは神田橋JCT、内回りでは汐留JCTと西銀座JCTから行けるほぼ全線が地下路線となっています。
そして、人を降ろすための降車口となる「八重洲乗客降り口」は、八重洲線の上り・下りどちらにも設けられています。
その場所は、タクシー乗り場のようなカタチとなっており、「八重洲地下街」に続く扉のみがあるという空間です。
東京駅の地下にある「八重洲地下街」は、1960年代に開業した都内でも最大級の売場面積を誇る場所となっており、そのまま東京駅にも接続されています。
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