ホンダ 新型「プレリュード」まもなく復活!? 次期型“流麗クーペ”は「デートカー」それとも「スポーツカー」? 歴代初の「タイプR」登場はあるのか
高性能版「プレリュード“タイプR」は存在するのか
気になるのが、高性能仕様「プレリュード“タイプR”の可能性」です。
海外のCGデザイナーたちの間では、予想CGも制作されていますが、筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)は「ない」と想像しています。
![めちゃカッコイイ! タイプR化された「プレリュード コンセプト」は存在するのか!?[CG:Theo throttle]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/02/20240213_Honda_PRELUDE_TYPE_R_001.jpg?v=1707826499)
ホンダは“タイプR”を極めて特別なグレードと位置付けていて、これまでも安易に多くの車種で乱発するようなことはしていません。
現在の「シビック タイプR」を頂点とするスポーツモデルの系譜に、わざわざ横やりを入れるようなことはしないのではないでしょうか。
さしずめ、日産における古典的なFRスポーツ「フェアレディZ」と超本格スーパースポーツ「GT-R」のように、お互い不可侵な関係なのと近いように想像します。
ただ性能を向上させたスポーティバージョンとして、「タイプS」が登場するのは面白いかもしれません。
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ホンダ関係者は、「(新型プレリュードは)現在は開発の最終段階に近いところに来ています。そう遠くないうちに市販する計画で進めていますので、楽しみにお待ちください」としています。
歴代のプレリュードは、大人の感性を魅了する洗練されたデザインと、卓越した走行性能を持たせたスポーツクーペとして開発されていました。
プレリュードと聞くと「デートカー」というキーワードを思い浮かべる人は多いでしょう。
しかしホンダはプレリュードをデートカーとしてつくったわけではなく、むしろ、そういった「軟派なイメージ」を返上しようと苦労してきた経緯があります。
ただ、新型プレリュードでは、「親と子がドライブに出かけるクルマ」として、デートカーをむしろ積極的に狙っているようにも感じられ、これに対して、市場の反響がどのように出るのかは非常に興味深いところです。
















































