トヨタ「シエンタ」対抗馬!? 日産「新型コンパクトミニバン」登場なるか!? 新型「セレナ“ミニ”」に期待が高まる理由とは

「e-POWER」モデルに加えて「ガソリン」モデルの設定も必須だ

 パワートレインについては、日産自慢の「e-POWERで!」といいたいところですが、セレナミニにも、ガソリンエンジン車のグレードも必要でしょう。

 なぜならライバル車は、比較的手ごろな200万円台前半から中盤の価格帯で、ガソリンモデルのラインナップが充実しているからです。

日産が2024年3月25日に公開した新たな経営計画「The Arc」において公開された新型車群のシルエット映像のなかにも、クロスオーバーミニバン風のモデルの姿がありました
日産が2024年3月25日に公開した新たな経営計画「The Arc」において公開された新型車群のシルエット映像のなかにも、クロスオーバーミニバン風のモデルの姿がありました

 例えばシエンタのガソリンモデルが195万円からあり、人気グレードの「Z」(ガソリン・FF・7人乗り)は256万円。フリードのガソリンモデルは233万円からで、人気グレードの「G」(ガソリン・FF・6人乗り)が233万円などとなっています。

 そう考えると、e-POWERの力強くて滑らかな走りや低燃費は魅力的であるものの、「ノート」や「キックス」、「エクストレイル」のように「全車e-POWER」と割り切るのではなく、価格を抑えたモデルを用意することは、このクラスの需要にこたえるためには必要でしょう。

 なにより、現行型セレナには、e-POWERのほかにしっかりガソリンエンジン車を残しています。

 その理由について、日産の開発担当者は「セレナにはリーズナブルなガソリン車を望むお客様や販売店の声が多いため残しました」と話しています。

 所望する声が多ければ、セレナミニにもガソリン車を用意することはできるはずです。

※ ※ ※

 2026年度に年間60万台の販売を目指すうえで、セレナミニは大いに貢献できる一台になると思われます。

 前述のThe Arc発表では複数の新型車の映像がシルエットで登場しており、その中にはコンパクトハイトワゴン/コンパクトミニバンを思わせるフォルムのモデルもありました。

 ネーミングはともあれ、セレナのようなスタイルで登場することは大いに考えられ、今後に期待したいところです。

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6件のコメント

  1. 日産の国内マーケティング戦略は30年前から酷い
    海外で売れている車種を国内に導入せず、販売会社を見捨てて新車投入せずに中古車をリフレッシュして販売してる?メーカーは販売会社に売ってもらっているというのを忘れている?セールスマンが可哀想です😢海外の新車情報はいらない、売る気も無いのに

  2. フリードは高さだけ1.7切った方がいいと思います。1.7で建てているビルトイン車庫見たことあります。

  3. キューブを廃止せずにモデルチェンジして作り続けていればシエンタやフリードの対抗車種になってたかもね。
    記事にある『ガソリン車』は今の日産には無理じゃない?1.5リッターNAを持ってないから。

  4. どうせいつもの海外モデルの話だろ。

  5. ガソリン車は無理やろ
    エンジン開発諦めた結果がe-Power一辺倒なんだし
    それもヴォクシーの非HVにセレナe-Powerが高速燃費で負けてんだから情けない
    技術の日産(笑)

  6. 日産のミニバンと言えばリバティーを忘れちゃいかん

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