「前の車を追ってください」本当に可能? 実際に“年イチ”で現る!? タクシーで「1度は言いたいセリフ…」 タクシー会社の回答は?
目的地を伝えないと迷惑行為!? タクシー運転手に怒られる?
冗談半分で「前のクルマを追ってください」と言ったことがある人もいるかもしれませんが、目的地を明確に伝えない行為は、タクシー運転手にとって迷惑にならないのでしょうか。
前出の担当者は以下のように話します。
「前のクルマがどこに止まるか予測できませんし、タクシー運転手は心穏やかに運転することができないかと思います。
ですので、普通に行き先を指示していただけるほうがこちらとしては助かります」
目的地を伝えないことは迷惑行為とはいえないまでも、タクシー運転手を困惑させてしまうことになりかねません。
たとえば、先ほど挙げたシチュエーションのように、会社の同僚と飲み会場所に行くときに2台に分かれて乗車する場合も目的地はしっかりと伝えたほうがよいとされています。
信号のタイミングではぐれることも考えられるため、目的地を事前に伝えると、無理して追随する必要がなくなり安全運転できるようになります。
また、「前のクルマを追ってください」という話でいうと、過去には、週刊誌の記者がゴシップネタを掴むために「前のクルマを追ってください」と伝えることもあったようです。
対象車は、スピードを上げて逃げている様子はないのですが、真後ろで追随するのではなく数台あいだに挟んで追いかけてほしいと言われて運転手はピンときたようです。
数分後、対象車が停まって降りてきた人を見たら、人気女優だったということも。
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このように、刑事が逃走犯を追いかけるシーン以外にも、「前のクルマを追いかけてください」というシチュエーションはあるようです。
ただし、タクシー運転手にとってみると目的地がわからないまま運転するのは戸惑うこともあるため、可能な限り目的地を明確に伝えるほうがよさそうです。
「えっ…!」ピーコックにしては面白い記事です!