全長4.8m級! ホンダ「新型最上級SUV」今夏発売! 画期的すぎる「新型CR-V」1年半ぶりに“国内復活”へ どんなモデル?

ホンダは2024年に新型「CR-V e:FCEV」を発売します。どのような特徴があるのでしょうか。

FCEVになって復活の「CR-V」 特徴は?

 ホンダは2024年に新型燃料電池SUV「CR-V e:FCEV」を発売します。
 
 2024年2月28日には新エネルギーに関する展示会「H2 & FC EXPO」で世界初公開されましたが、どのようなモデルなのでしょうか。

新型「CR-V」今夏登場
新型「CR-V」今夏登場

 CR-Vは1995年に登場したミディアムSUVです。日本では5代目モデルが2022年8月をもって生産を終了。12月に販売を終え、ラインナップから消滅していました。

 一方で、海外では2022年9月に6代目が発表され、すでに北米や中国などの地域で販売されています。

 今回この6代目をベースに、米国GM(ゼネラルモーターズ)社と開発した燃料電池ユニットを搭載したFCEV(燃料電池車)として、約1年半ぶりに復活を果たし、「ZR-V」よりも上級のモデルとして位置づけられます。

 この燃料電池ユニットは、短い充てん時間で長距離を走行できるFCEVの特徴に加え、家庭で普通充電出来るプラグイン機能や給電機能といった、EVの特徴を組み合わせています。

 これにより、通勤や買い物などの近距離では充電式のEVとして使用し、休日に長距離を走行する際は航続距離の長いFCEVとして使うことができます。

 また、燃料電池システムとフロントのモータードライブユニットを一体化して搭載することで、CR-Vが持つ高いダイナミック性能と一体感のあるハンドリングを実現しました。

 北米仕様で公開されている最高出力は174馬力・最大トルク229lb.-ftですが、日本仕様の諸元についてはまだ明らかにされていません。

 ボディサイズは全長4805mm×全幅1865mm×全高1690mm、ホイールベース2700mmです。

 デザインはCR-Vの持つ上質さやタフさはそのままに、FCEVらしい知的さとプラスする専用品を装着することで、差別化を図ったと言います。

 フロントでは、六角形状の大型フロントグリルや力強い水平方向のベルトラインが特徴で、存在感を感じさせますが、ボンネットやグリル、フロントバンパー、フェンダーなどを専用デザインに変更。

 リアは専用クリアテールランプに加え、ライセンスガーニッシュやフェンダーガーニッシュ、サイドシルガーニッシュなどを専用デザインとし、FCEVらしいクリーンなイメージを高めました。

 インテリアは水平基調のインパネに、エアコン吹出口と一体化させたパンチングメタル加飾を採用しました。シフトはボタン式とし操作性を向上しています。

 FCEVならではのものとして、独自にバイオ合皮のシート素材を採用するなど、環境に配慮されています。

 また、ラゲッジルームには水素タンクが搭載されていますが、あえて水素タンクのスペースを逆手に取り、ボードを付属させることで、スペースを2段に分けて荷物を積載できるようになっています。

 先進運転機能では最新の「ホンダ センシング」を採用し、前後方誤発進抑制機能や路外逸脱抑制機能、後退出庫サポート、渋滞運転支援機能などを搭載しています。

※ ※ ※

 新型CR-V e:FCEVの国内での正式発表・発売は2024年夏を予定しており、価格などの情報は追ってアナウンスされると見られます。

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2件のコメント

  1. テールランプがクドい…こーゆーところがホンダデザインの幼稚さ。

  2. プラグインなら、パワーはさておき、電池容量を調べておかなきゃダメでしょ。
    それに日本仕様ぐらいは単位換算しておきなさい。
    サイズ的にはランクル対抗か?いや、小泉政権時代のfcvが30年ぶりに商品化されたってか?

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