日産が「最後のGT-R」発売! “R35型”もついに終了へ… 次期「R36 GT-R」にも期待高まる! 日産公式サイトで歴代「GT-Rサウンド」を公開!
日産の公式サイトで、歴代「GT-R」のエグゾーストサウンドを視聴できるコンテンツが設けられています。
耳が幸せ? 「エンジンサウンド」大公開
日産は2024年3月14日、新型「GT-R」(R35型・2025年モデル)を発表しました。
発表とともに更新されたGT-Rの公式サイトでは、GT-Rの“核”となってきた6気筒エンジンのサウンドが視聴できるコンテンツが設けられています。
GT-Rシリーズは日産のスポーツセダン「スカイライン」をベースにレースに出場させる超高性能モデルとして、1969年の3代目スカイライン(通称ハコスカ)に初設定されました。
歴代GT-Rは2度系譜が途絶えたことや、搭載されるエンジンが異なることから大きく3つの世代に分けられ、いずれの世代においても国産スポーツカーの代名詞として、国内外に多くのファンを持つモデルとなっています。
第1世代は2リッター直列6気筒の超高性能エンジン「S20」型を搭載する、PGC10/KPGC10型の初代と「ケンメリ」の愛称で知られる2代目のKPGC110型です。
ケンメリGT-Rは1973年1月発売からわずか4ヶ月ほどでオイルショックなどを要因として一度消滅するも、1989年に8代目スカイラインをベースにした3代目(BNR32型)として16年ぶりに復活しました。
新たに2.6リッター直列6気筒「RB26DETT」型ツインターボエンジンや、四輪制御システム「アテーサ E-TS」によるフルタイム4WDといった最新の技術を搭載し、1995年登場の4代目(BCNR33型)、1999年登場の5代目(BNR34型)まで継続します。
そして再度、排出ガス規制により2002年に生産終了しています。その後5年のブランクを経て2007年12月、スカイラインから独立し通算6代目(R35型)となる現行型が登場しました。
新たに「スーパーカー」としての側面を持つモデルとして誕生し、エンジンは匠の手によって組み上げられる3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」型で、登場当初のモデルでは最高出力480馬力・最大トルク60.0kgf.mを発揮。
進化した四輪駆動システムや6速デュアルクラッチトランスミッション、独立型トランスアクスルなどを採用し、戦闘力を向上させています。
以来、現在に至るまで、度重なる商品改良やマイナーチェンジを繰り返しており、デザインの一新だけでなく出力などのパフォーマンスの向上も実施。常に最先端の走りを提供してきました。
今回発表された2025年モデルは、日産広報部によるとR35最終型となるもので、部品供給の見通しが立たないことから2025年8月に生産終了を予定しているとしています。
2025年モデルの特徴として、上級タイプ「Premium edition」に、青を基調とした専用特別内装色である「ブルーヘブン」を新たに設定。
また、「Premium edition T-spec」と「Track edition engineered by NISMO T-spec」のエンジン内部部品であるピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用していた高精度重量バランス部品を採用。レスポンスの精度を高め、性能を磨き上げたといいます。
なおこの2モデルには、赤文字で“匠”の名が刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートを、新たにエンジンルーム内に採用しています。
日産公式サイトでは、「重ねた時。走り抜いたその道。GT-Rの集大成。」として紹介されており、シルバーハコスカ(ハードトップ)・ケンメリ・BNR32型・BCNR33型・BNR34型とともにシルバーの2025年モデルが並んだ印象的な写真を見ることができます。
さらに、「これでいいのか。無限にも思える時間、自問自答を繰り返す。究極のドライビングプレジャーの追求。我々が課した永遠の命題である。
『集大成』である最新の型が走り出した瞬間、新たな深化の萌芽に気づく。
やるしかない。愛し続けてくれる方々のために。魂が駆動を始める。
GT-Rの深化は決して終わらない。」といった、次期モデルを示唆する言葉も掲載。
これまでのGT-Rシリーズのエグゾーストサウントも公開され、S20型・RB26DETT型・VR38DETT型それぞれの魅力的な音を聞くことができます。
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新型GT-R(2025年モデル)の価格(消費税込)は1444万3000円から3061万3000円に設定されています。
なお、日産広報部は次期GT-Rについて、「なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので開発の検討はしています。今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていきます」と話します。
くるまのニュースよく見るが大げさか、ちょい見せも多く、大した記事でもないのに見てしまう自分もいる。日産GTRの事は良く目にするがR35終了という見出しとかR36が登場すると日産がはっきり報告してるのかどうかが問題だ、いつもR36の件で振り回されてるだけにうんざりしている。夢はもういいから現実を報告して欲しい、新型が出てもそんなに買える人もいない夢の車となるでしょう。
『新たな深化の……』は 『新たな進化の……』ではないですか?
GT-R に関しては『深化』でも通じますが……
“GT-R(ニスモ)は駆け抜ける神話”
日産で話題になるのはGTRだけ。これだけ高額ならいくらでも最新の装備が可能だろう。庶民は相手にしないということか。