新入社員がeスポーツのレースで“スタート”! マツダが2024年度入社式を開催
マツダは2024年度の入社式で、eスポーツイベントを行いました。入社式でeスポーツイベントを行うのはどういった理由からなのでしょうか。
eスポーツイベントで新入社員が“疾走”!
マツダは2024年4月1日、マツダ体育館(広島市)にて2024年度の入社式を実施しました。本年度は技術系、事務系、技能系、医務系の社員が合計608人が入社し、「新入社員と共に創る入社式」をテーマに、式典を同社初の2部構成とし、第1部では社長メッセージや新入社員による決意表明、第2部ではeスポーツイベントや先輩社員とのトークセッションが行われました。
同社は2部構成にした狙いについて、「主体的かつ世代や役職の垣根を越えて一緒に物事に取り組むマツダの風土の体験を通じて、これからともにPURPOSE/PROMISE/VALUESを実現していくマツダの仲間になったことを実感し、これからの業務に期待感を持ってもらうため、コンテンツを見直した」としています。
また「eスポーツイベント」の開催は「モータースポーツの取り組みを通じて、マツダが世界に提供したい価値、時代に適合した『走る歓び(よろこび)』を新入社員に知ってもらうこと」などが狙いで、新入社員の心に残る入社式を目指したとのことです。
eスポーツイベントでは新入社員、先輩社員が3人1組となり、4チームがレースで対戦。新入社員には事前に参加希望アンケートを行い、eスポーツ経験や職種などを踏まえ、各チームの実力が等しくなるように参加者を選出したそうで、ほぼ初めてプレーするという社員から、世界大会入賞者まで幅広く参加しました。レースの様子は会場で上映され、対戦参加者以外の新入社員は、応援やスマホによる順位予想でイベントを盛り上げました。
イベントの実況は、レースアナウンサーの辻野ヒロシさんが行い、解説は同社ブランド体験推進本部の油目アシスタントマネージャーが担当。レースは予選と決勝の2戦が行われ、新入社員による予選レースは、富士スピードウェイ/ショートコースで、車両は「MAZDA3 Gr.4」が使用されました。
新入社員と先輩社員が走る決勝レースでは、富士スピードウェイ/ショートコース、車両は「RX-VISION GT3」が使用され、eスポーツ経験者で世界大会入賞の実績を持つ龍翔太郎さんを擁する「ソウルレッド」チームが優勝しました。
会場では、レースを行うメンバーと、それを応援する参加者が一体とになり、大変盛り上がったイベントになったとのことです。
なお、第1部ではマツダの毛籠勝弘(もろ・まさひろ)社長があいさつに立ち、「マツダという会社は、ここ広島で104年間、地元の生きざま、歴史と共に育ってきた会社です」「今後もマツダがお客さまに選ばれ続けるためにも、前向きに今日を生きる人の輪を広げていくためにも、皆さんには、フレッシュな原動力になっていただきたい。これから一緒に頑張っていきましょう」と新入社員を激励しました。
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