スズキ“最大級”の新型「3列SUV」発表! 約333万円の「タフ顔モデル」! 新型「XL7 ハイブリッド」タイに登場

スズキのタイ法人は2024年3月26日、3列シートSUV「XL7」のハイブリッドモデルを発表しました。

人気3列SUVに「ハイブリッドモデル」を新たに発売

 スズキのタイ法人、スズキ モーターズ タイランドは2024年3月26日、第45回「バンコク国際モーターショー」で新型3列シートSUV「XL7 ハイブリッド」を発表しました。

質感アップの「タフ顔」がカッコイイ! スズキ新型「XL7ハイブリッド」
質感アップの「タフ顔」がカッコイイ! スズキ新型「XL7ハイブリッド」

 XL7は、スズキ最大級サイズの3列シートSUVです。

 現行モデルは2020年に発表された3代目で、世界各国に導入されていますが、日本では発売されていません。

 3代目XL7は、最新ハーテクトプラットフォームをベースに開発され、当初は1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載のFF(前輪駆動)モデルとして登場。4速ATと5速MTが用意されていました。

 2020年7月より発売されたタイでも好調な売れ行きを示し、2024年2月までに8699台を販売したといいます。

 今回タイで新たに発表されたのは、そのハイブリッドモデルです。

 1.5リッターエンジンにISG(Integrated Starter Generator:モーター機能付き発電機)、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムで、アイドリングストップ機構も備えます。

 ボディサイズは、全長4450mm×全幅1775mm×全高1710mm、ホイールベース2740mm。

 外観は、クロームメッキを配した新デザインのフロントグリルや、デイタイムランニングライト付LEDヘッドランプ、ライトガイド付リアLEDコンビネーションランプ、2トーンのボディカラーなどで、スポーティな雰囲気を増しています。

 室内は、ガソリンモデル同様に3列シートレイアウトの7人乗りで、木目パネルや、スマートフォン連携可能な10インチのタッチスクリーン式センターディスプレイ、Dシェイプステアリングホイールなどを備え、質感を高めています。

 またメーター内にはG-Forceや燃費などを表示するマルチインフォメーションディスプレイを備えるほか、オートエアコンやワイヤレス充電器、USB/HDMI接続機能、センターコンソールの冷風機能付きドリンクホルダーなど、各種快適装備も用意されます。

 安全面では、バックカメラや警告音付きリバースパーキングセンサー、ヒルホールドコントロール、ESP(スタビリティコントロールシステム)、フロントデュアルSRSエアバッグ、イモビライザーセーフティキーシステムなどを装備します。

 新型XL7 ハイブリッドのタイでの販売価格は82万5000バーツ(約344万円)から。

 ただし4月30日までに納車可能なユーザーには、79万9000バーツ(約333万円)の特別価格で販売するキャンペーンが行われています。

 スズキ モーターズ タイランドのワロップ・トゥリーレルンガム 執行副社長は、バンコク国際モーターショー2024会場で、新型XL7 ハイブリッドを次のように紹介しました。

「第45回国際バンコクモーターショーに最新の多目的車、新型XL7 ハイブリッドをご紹介できることを誇りに思います。

(ガソリンモデルの)XL7は、広い室内空間、充実した快適性と安全システム、そしてあらゆるルートで新たな体験を提供する卓越した走行性能で知られる、最も人気のある多目的車のひとつです。

 この新型XL7ハイブリッド導入により、さらに売上を伸ばすことが期待されています」

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