三菱の「新型モデル」実車展示! タフなオフ仕様に注目!? 「謎のSUV」風も登場! タイ市場の近況いかに
タイ・バンコクで開催される「バンコクモーターショー2024」。タイではピックアップが人気というイメージがありますが、近況はどうなっているのでしょうか。
タイと言えばピックアップが人気の市場だが…異変アリ?
2024年3月25日から4月7日までタイ・バンコクで開催される「バンコクモーターショー2024」。
日本では見られないモデルも多数展示されています。その中でもタイではピックアップが人気というイメージがありますが、近況はどうなっているのでしょうか。
タイといえば、ピックアップトラックが大人気。そんなイメージを持つ人が、日本では少なくないかもしれません。
実態はどうなっているのでしょうか。最新の動向を「バンコクモーターショー2024」で取材しました。
まず、直近で大きな話題は三菱の新型「トライトン」でしょう。
2024年夏にタイでワールドプレミアされた際、商用車として、またアウドドア用の乗用車として、そしてアジアを舞台とするオフロードレースマシンとしてなど、様々な利活用の方法を提示しました。
日本でもすでに日本仕様の4WDダブルキャブで報道陣向け試乗会が実施され、走破性と乗り心地の良さが両立している点が評価されたところです。
ピックアップトラックの性能について厳しい目を持つタイでも、トライトンに対する評価が高いといいます。
実際に会場では一見SUVに見える、トライトンの荷台を架装してテントを装着した俗に言うオーバーランド仕様も展示されていました。
そしてトライトンのライバルは、日本でも近年高い人気を誇るトヨタ「ハイラックス」です。
タイのピックアップトラックの王道と言ってもよいでしょう。商用、乗用、さらにスポーツ性能重視と様々なグレードを展開する中、2023年末に発表され2024年から発売が始まった「ハイラックス チャンプ」も販売が好調です。
また、ピックアップトラックといえばいすゞの存在感が大きいことを、タイ現地で改めて感じました。
そんな「D-MAX」に関して今回、大きな発表がありました。
いすゞのピックアップトラックとして初の電気自動車(EV)のコンセプトモデルを発表したのです。
いすゞとしては、小型トラック「エルフEV」と共に、タイ政府が進めている2050年カーボンニュートラルに向けた政策に基づき、ピックアップトラックについてもEV化の可能性を探っていきたいとしています。
こうしたタイのピックアップトラック市場にいま、異変が起きています。
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