マツダの「丸目レトロ顔」軽トラに「55年前とか嘘」「可愛すぎる」反響多数!? 今でも新鮮「ポーターキャブ」の魅力っていったい何?
マツダの公式SNSが公開した旧型車の画像に、「めっちゃ可愛い」など反響が集まっています。どんなクルマなのでしょうか。
今もかわいい「55年前」のレトロ軽トラ
「めっちゃ可愛いですよねこの子!」「今売っても人気出そう」
マツダの公式SNSが公開した旧型車の画像に、反響が集まっています。どのようなクルマなのでしょうか。
3月18日に投稿されたのは、55年前の今頃に発表されたキャブオーバータイプの軽トラック「ポーターキャブ」です。
エンジンは360ccの空冷2サイクル直列2気筒を装備し、シートの下に搭載されリアタイヤを駆動するFRが採用されています。エンジンはのちのモデルで水冷化されます。
大きな特徴はフロントフェイス。狙ったのかと思うほどキュートなデザインで、とくに黄緑色を採用した1973年から1976年までのモデルは、目を見開いた赤ちゃんをイメージさせます。
それからマイナーチェンジ後に、フロントフェイスの加飾が変わって「パンダ顔」にもなりました。
その後ポーターキャブは、軽自動車規格の改定で550ccエンジンとなり、ボディも大きくなりましたが、フルモデルチェンジをおこなうことなく1989年に生産終了となりました。その後継車は、スズキからOEM供給された「スクラム」として現在に至ります。
まるで「かわいいレトロ顔」として現在でも通用する、洗練されておしゃれなデザインは、とても55年前のものとは思えません。
SNS上では、「ガチャピンみたい」「軽トラで一番好き」「これほんとかわいい」と、思わず顔がほころぶようなかわいさに反応するコメントが。
また、当時の思い出として「子供の頃家の近所の工場にずっと置いてあって、絶対ロボットだと思ってた」「うちのおじいちゃんがポーターキャブ一択でずっと乗り継いでましたね」「造園業をやっていた叔父も乗っていたなぁ~」「祖父が仕事で長らく使ってたなぁ。サビサビになって草に埋もれた後は分からんけど、懐かしい。」といったコメントも多く見られました。
「このままのデザインで今また販売してほしい」「老後とかになって田舎でゆったり乗るならコレ乗りたいわ」「ぜひ復刻を」と、今でも通用しそうな丸目デザインの復活に期待を寄せる人もいました。
マツダがルマンを征する少し前、とあるモーターショーで、前年の参加モデルを見た時、リアのランプ類を見て、「ポーターキャブのテールランプ!」だと気がついて、以降、このランプはルマンで通用するんだ、って思ったけど以降は採用してなかった…。