「春だァァ!」季節の変わり目は「”クルマ”も体調を崩す」!? 寒暖差に潜む「危険性」とは
寒い冬に酷使してきたクルマは、春になったらしっかりとメンテナンスしてあげることが必要です。どのような点を注意したら良いのでしょうか。
季節の変わり目は「クルマの体調」にも注意しよう
季節の変わり目は体調を崩しやすい季節で、いろいろと身体のメンテナンスが必要になります。
それはクルマも同じで、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
まだまだ寒い日もありますが、木々の芽吹きを感じたり、花粉に悩まされたりと、確実に春が近づいてきていることを実感します。
そしてこの時期は、厳しい冬を乗り切ったクルマの状態をチェックしておきたい季節でもあります。
まず確認したいのは、補機バッテリーの状態です。
車載バッテリーを製造するGS YUASAバッテリーによると、冬場は寒さによってバッテリーから電気を取り出す効率が落ち、充電効率も下がる一方で、エアコンなどの電装品にかかる電力が増えるため、バッテリーの消耗が進んでしまうといいます。
電力を消費するエアコンを使用する夏に向けて、補機バッテリーの状態はしっかりと確認しておきたいところです。
セル(エンジンスターター)がきちんと回ってエンジン始動するか、バッテリー液は十分か、比重は落ちていないかなど、しっかりと確認しておきましょう。
また冬は、雪や霜の付着によって、ワイパーゴムも劣化している可能性があります。
気温が低い冬は、ゴムの弾力性が失われがちです。
そんな状態で、例えばフロントガラスに付着していた霜を払ってしまったりすると、ワイパーゴムを一気に傷めてしまうことに。
このあとやって来る梅雨や台風の季節に備えるためにも、しっかりと確認し、消耗している様子であれば交換しておきましょう。
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