クルマの「フロアマット」めちゃ汚れてるのになぜ放置されがち? 正しいお手入れの仕方とは?
フロアマットの掃除の手順とは?
それでは、フロアマットの清掃はどのようにすれば良いのでしょうか。
「定期的なお手入れとしては、掃除機で汚れを吸い取るので十分だと思います。
ただ、掃除機だけでは取りきれない花粉やホコリ、起毛に染み込んでしまった汚れなどを落とすためにも、水や洗剤を使用した洗浄を2~3か月に1回すると良いでしょう」(コーティング専門店のスタッフ I氏)
手順としては、フロアマットを取り外し、天日干しをします。この天日干しが意外と重要で、マット内部に潜むダニや細菌などを減らすことができるそうです。
次に、大きな汚れを落とすためのたたき出しです。布団たたきなどを使って奥に入り込んだ汚れを浮かせ、そのあとで掃除機を使用すると、乾いた汚れはかなり排除できるといいます。
「掃除機をかけたあとに、今度は水洗いしてください。汚れがひどい場合は洗剤を使用して洗うのも良いと思います。
洗車ブラシなどで汚れを掻き出すように洗えば、溜まった汚れをかなり取り除くことができるでしょう」(同)
そのあとは、しっかり洗剤をすすぎ洗いして、水切り、乾燥させます。
「ここではしっかり乾燥させることが大切です。生乾きで車内に戻してしまうと、フロアが濡れてしまうだけでなく、生乾き臭が発生したりカビを発生させてしまうこともあります。
しっかりと天日干しをして日差し(紫外線)を当てて殺菌しつつ、乾燥しきるまで干しておくようにしてください」(同)
一般的な布と違ってフロアマットの化学繊維は比較的早く乾きます。それでも数時間は天日干しで乾燥させたいところです。
「乾燥後は車内に戻すわけですが、フロアマットのズレ防止のためにも、必ずロック機能を使いましょう。
フロアマットのズレは見た目の悪さだけでなく、ペダル類に干渉すると運転にも障が出る危険性もあります。
フロアマットがきれいになると、車内の空気もスッキリすると思います」(同)
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フロアマットはほかのパーツに比べて耐久性は高いほうですが、それでも日々の使用で劣化します。
あまりにも汚れたり劣化しているのであれば、新しいマットに交換するのも良いかもしれません。
明るい色のフロアマットに交換するだけで、インテリアの印象を変えることもできるので、試してみても良さそうです。
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