スズキ「新型スイフトスポーツ」秋頃登場か!? MT搭載の「お手頃スポーツハッチバック」登場に期待! 予想される進化とは
登場が待ち望まれているスズキ「スイフトスポーツ」はどのような進化を遂げるのでしょうか。予想してみます。
新型「スイスポ」いつ出るの? 徹底予想!
2023年12月に全面刷新を果たしたスズキのコンパクトカー「スイフト」。
その一方で、スイフトのスポーツモデルである「スイフトスポーツ」はモデルチェンジが未実施です。もし新型が登場するのであれば、どのような刷新がなされるのでしょうか。
昨年12月に新型へとフルモデルチェンジを果たしたスイフト。
欧州を中心とした海外市場でも販売される世界戦略車ということで、過去のモデルから継続して高い評価を集めている1台ですが、新型もすでに評判が良いのはご存知の通りです。
そんなスイフトにはもうひとつの看板モデルとして、専用チューニングを施したホットバージョンのスイフトスポーツが存在しています。
現在のところは先代スイフトがベースのモデルが継続販売されており、新型の情報は一切メーカーからは発表されていません。
そこで今回は、過去のスイフトスポーツの進化なども鑑みながら、新型スイフトスポーツがいつどんな仕様で登場するのか占ってみたいと思います。
まず発売のタイミングですが、過去のモデルはベースモデルがフルモデルチェンジしてから1年前後経過したのちに登場しています。
ベースのスイフトが12月に登場した一方、現行型スイフトスポーツでは2023年10月から11月にかけて、法規対応を含んだ一部改良を実施していることから、新型スイフトスポーツが登場するとしたら今すぐではなく今秋から今冬あたりになるのではないでしょうか。
そして気になるパワートレインですが、トランスミッションについてはすでにベースの新型スイフトにも3ペダルの5速MTが設定されていることから、スイフトスポーツにも引き続き3ペダルMTが設定されることは間違いないでしょう。
一方搭載されるエンジンは、ベースの新型スイフトは新開発のエンジンとなりましたが、スイフトスポーツには現行型に搭載されているターボエンジンが引き続き搭載されると予想します。
というのも、現行型に搭載される1.4リッター直列4気筒「K14C」型のブースタージェットエンジンは2017年に登場したばかりであり、まだまだ退役するには早すぎるからです。
ただ、時代の流れもあって純粋なガソリン車としてデビューするのではなく、ISG(モーター機能付発電機)を搭載したマイルドハイブリッド仕様になる可能性が高いでしょう。
実はすでに現行スイフトスポーツも日本国外モデルではK14C型エンジンにISGを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となっており、スポーツモデルとはいえ燃費性能も無視できない時代となっているのです。
ボディサイズは新型スイフトは5ナンバーサイズ(全幅1700mm未満)に収まっていますが、これは日本仕様のみで、海外仕様は標準モデルも3ナンバーサイズ。
現行は3ナンバーのワイドボディですが、新型スイフトスポーツではこの海外仕様のフェンダーを流用し、3ナンバーサイズが継続されることは間違いないと言えそうです。
残るは価格ですが、現行では210万円台からのスタートとかなりリーズナブルな設定です。しかし新型ではマイルドハイブリッド化によって残念ながら価格アップは避けられないと予想します。
とはいえ、それでも買いやすい価格は死守していただきたいというのがホンネです。MTを搭載する手軽なスポーツモデルの選択肢が少ない現在、予想というよりも多くのユーザーの願望と言えるかもしれません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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