トヨタ新型「ヤリス」発表! 約550万円の高級仕様もあり! “新”ハイブリッド×幅広ボディで超スポーティ! めちゃ速そうな「GR-S」もある「コンパクトカー」英で発売
2024年3月4日、トヨタの英国法人はコンパクトカー「ヤリス」の一部改良を実施し、ハイブリッドシステムの性能向上を図った新モデルを設定しました。
システム最大トルクを30%向上! 130馬力仕様の新ハイブリッド搭載
トヨタの英国法人は2024年3月4日、コンパクトカー「ヤリス」の一部改良を実施しました。
新たにハイブリッドモデルに129馬力の高出力版を追加しています。
1999年、欧州などをターゲットに誕生したコンパクトカーのヤリスは、その後2005年に2代目、2010年に3代目が登場していますが、その間日本では「ヴィッツ」の車名で販売されていました。
しかし2020年のフルモデルチェンジで現行型(4代目)に切り替わった際、国内仕様についても世界共通のヤリスに車名を統一しています。
ボディサイズは全長3940mm×全幅1745mm(日本仕様は1695mm)×全高1500mm。
日本では2023年に「パッソ」が生産を終えたことから、軽を除くトヨタ車のなかで国内最小モデルとなっています。
一方欧州仕様はワイドフェンダーとなり、車幅が拡張しているのが特徴です。
今回追加された新たなモデルには、従来の1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンと2モーターを組み合わせ、システム最高出力114bhp(116DIN hp/85kW)/最大トルク141Nmを発揮するハイブリッドシステムに加え、新たに高性能版を搭載しました。
高性能版は、モーター出力を59kWから62kWにアップし、パワーコントロールユニットのハードウェアやソフトウェアの改善などを実施し、システム最高出力129bhp(130DIN hp/96kW)(従来比:12%増)/最大トルク185Nm(30%増)へ向上させています。
0-100km/h加速は0.5秒アップの9.2秒で、80km/hから120km/hの追越し加速も7.5秒に短縮されました。
こうした性能向上に関わらず高い環境性能は維持され、カタログ燃費は65.4mpgから67.3mpg(約25.6km/Lから23.3km/L)[WLTP複合サイクル燃費]を実現しています。
この高性能版ハイブリッドは、新設定された上級仕様「プレミアエディション」とスポ―ティグレード「GR SPORT」に搭載されます。
また今回の改良では、最新世代の運転支援システム「トヨタセーフティセンス」や「トヨタチームメイト」を搭載し、運転中や駐車などのサポートを行います。
インテリアでは、12.3インチのカラー液晶メーターを採用したほか、センターディスプレイも10.5インチとし操作性を向上させています。
またプレミアエディションには、8スピーカーJBLプレミアムオーディオや、ヘッドアップディスプレイなどが追加装備されます。
このほか先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」も最新仕様にアップデートし、緊急運転停止システム(EDSS)などが新搭載されます。
新型ヤリスの英国における販売価格は、114bhp版ハイブリッドモデルが2万2630ポンド(約431万円)から2万6700ポンド(約508万円)。
そして新設定の129bhp版ハイブリッドモデルは、プレミアエディションが2万8925ポンド(約551万円)、GR SPORTが2万8805ポンド(約549万円)となっています。
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