謎の「ハコスカ顔SUV」発見! 日産校に置かれた激レアモデルが凄かった!? 世界に1台の「ラコスカ」とは

日産京都自動車大学校の敷地内に世界で1台の「ラコスカ」を発見しました。どのような特徴があるのでしょうか。

ハコスカ+ラシーンで「ラコスカ」爆誕!

 日産「スカイライン」の顔をしたSUVやワゴンのようなクルマが存在します。
 
 その名も「ラコスカ」。日産京都自動車大学校の敷地内に置かれていたこのモデルにはどのような特徴があるのでしょうか。

日産京都自動車大学校の敷地内に置かれていた「ラコスカ」
日産京都自動車大学校の敷地内に置かれていた「ラコスカ」

 現在でも多くのファンを持つ通ハコスカこと「3代目スカイライン」。

 この3代目から高性能モデルGT-Rが設定され、現在でもGT-Rブランドは受け継がれています。

 一方、ハコスカGT-Rは国内外のオークションや中古車市場で高値で取引されていることもあり、現在でも注目され続けている1台です。

 そんなハコスカ顔の「謎のモデル」が存在。その名も「ラコスカ」と呼ばれています。

 これは日産京都自動車大学校のカスタマイズ科の学生が手掛けたカスタムカーです。

 日産は、メカニックなどを育成する直系の自動車整備専門学校を全国に5校(栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校)展開しています。

 そのなかで京都校にあるカスタマイズ科は「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」に学生が手掛けたカスタムカーを展示するのが恒例となっています。

 ラコスカに関しては、リアル開催が中止となった2021年の東京オートサロンと大阪オートメッセに向けて制作されていたものです。

 日産がかつて販売していたクロスオーバーSUV「ラシーン」をベースとしています。

 ラコスカは、1998年式のラシーンのボディやエンジンを流用。

 フロントには「ハコスカ」とひと目でわかるヘッドライトやグリルバンパーを装着する一方で、リアには背面タイヤが装着されRV感を主張しています。

 タイヤはミシュラン「CROSS CLIMATE(185/65R14)」、ホイールはワタナベ「タイプB(14インチ)」、サスペンションにはラルグス「SPEC S」を装着。

 ハコスカとラシーンを組み合わせたラコスカについて、京都校の担当者は以前に次のように話していました。

「『今 求めるハコスカの姿』という根強いハコスカファンを唸らせる車両にしたい。

 現代に走るハコスカをイメージ、家族でキャンプに行ったり、釣りに行ったり、買い物に行ったとマルチに使えるオフロードタイプです。

 ハコスカをモチーフに『現代に合ったハコスカ』を作りたいとワゴン型の『ラコスカ』の車両製作がスタートしました」

※ ※ ※

 なお京都校カスタマイズ科ではこれまでもあらゆる日産車をベースとしたカスタムカーを製作してきました。

 2024年の東京オートサロンと大阪オートメッセ2024ではエルグランドベースの「エルグランドグラシア」、キューブベースの「SETO」、キックス(軽自動車)ベースの「KOTO」を展示して、大きな注目を集めており、今後の活動からも目が離せません。

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