トヨタ新型「ハイエース」が買えない!? 人気のアースカラー登場も早々に受注停止! 販売店から嘆きの声も

トヨタは2024年1月10日、一部改良を果たした新型「ハイエース」を発売しましたが、すでに受注停止となっているようです。

アースカラーの「ハイエース」待ってた人も多かったのに…

 2024年1月10日に、トヨタは一部改良された新しい「ハイエース」を発売しました。しかし、すでに受注が停止しているようです。
 
 新型のハイエースには、「アースカラーパッケージ」というメーカーオプションが追加されました。

アースカラーのトヨタ「ハイエース」(スーパーGL)
アースカラーのトヨタ「ハイエース」(スーパーGL)

 これは「スーパーGL」で選択することが可能で、アースカラーのボディカラーやマットブラックのフロントグリル、無塗装素地の専用前後バンパーを装備し、アウトドアシーンにもマッチするタフなイメージを加えたオシャレな仕様です。

 コロナ禍によるアウトドアレジャーブームの影響で、アースカラーを取り入れたクルマのカスタマイズが流行していた背景もあり、このトレンドに応える形で、アースカラーパッケージが設けられました。

 現行の200系ハイエースは、2004年8月の登場以来、ビジネスユーザーだけでなく、趣味の相棒やカスタマイズのベースとしても人気があります。

 その理由として、高い耐久性や時代を超えても古めかしくならない角ばったクセのないスタイルなどが挙げられますが、そのうえでトヨタは時代に即したアップデートを続けており、今回のアースカラーパッケージ追加もその一環と言えます。

 アースカラーパッケージに使用されているカラーは、「ベージュ」と「アーバンカーキ」の2色で、これらは「ヤリスクロス」や「シエンタ」、「RAV4」などにも採用されている人気のカラーです。

 中古車をベースにしたカスタマイズでもこういった色が選ばれることが多く、高年式のハイエースをアースカラーにカスタマイズするよりも、新車で購入するほうが結果的に安く収まる可能性があります。

 また、新車時の純正塗装であるため、品質も均一であり、純正アースカラーを選ぶ価値は高いと言えます。

 そんな新型ハイエースですが、一部改良早々に受注が停止となっているようです。

 関東圏のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。

「現在、新型のハイエースは受注が停止している状態で、新たに注文をお受けすることができなくなっています。

 アースカラーパッケージについては、アウトドア人気が高いことから、多くの反響を受けているだけに、ご案内できないのが心苦しい状況です。

 お客様からは『この色を待ってたんだよ』と言っていただけるだけに、お待たせしてしまう状況が販売店としてもやるせ無い気持ちです」

 また、関西圏のトヨタ販売店スタッフは次のようにいいます。

「新設定されたアースカラーパッケージは、多くの注目を集めるカラーになっています。

 特別仕様車扱いですが、販売台数に限りがあるわけでは無いので、受注が再開したらご検討いただけますと幸いです。

 再開の目処は現在、多くの情報が入ってきておりませんが、9月か10月の秋口には何かしらのご案内ができるのではないかと思います」

 このように、人気が高い新カラーが出たにも関わらず、受注停止状態となってしまっているのが、販売店としてももどかしい状況となっているようです。

 2024年1月27日に、豊田自動織機製ディーゼルエンジンの「国内排出ガス認証不正問題」が報じられ、該当するエンジンを搭載したハイエースの出荷が停止されたことも影響しているのでしょう。

 2月27日に出荷停止を解除することが国土交通省より公表され、一日も早い受注再開が望まれます。

※ ※ ※

 ハイエースだけでなく、さまざまな車種でアースカラーが純正採用されることが増えてきています。アウトドア人気にともなう「アースカラーブーム」がいつまで続くかにも注目されます。

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