トヨタ新型「“車中泊”軽バン」実車展示! 2トーン&ストライプ内装が「めちゃオシャ」! 軽キャンパー「アルトピアーノミニ」登場
「ジャパンキャンピングカーショー2024(JCCS2024)」で注目される軽キャンパーのなかでも「アルトピアーノミニ」は多くの来場者から注目されたようです。どういったモデルなのでしょうか。
2023年12月発売開始の新型モデルをさっそく公開!
2024年2月2日から5日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャパンキャンピングカーショー2024(JCCS2024)」には、300台以上の車中泊モデルが出展されますが、手軽に購入できる軽キャンパーは人気の高いカテゴリーです。
なかでもニューモデルの「アルトピアーノミニ」は多くの来場者から注目を集めていました。どのような特徴があるのでしょうか。
トヨタのディーラーである「トヨタモビリティ神奈川」では、トヨタのワンボックス型商用バン「ハイエース」「タウンエース」 をベースにしたキャンピングカーを独自開発・販売していることで知られています。
そしてJCCS2024では、日本最大級のキャンピングカービルダーとして有名なナッツRVと共同出展を行いました。
なかでも「キャンパー アルトピアーノ」(以下、アルトピアーノ)は人気のあるモデル。
対座式のソファとベッドに変身するREVOシートや折りたたみ式テーブル、リアのコーナーテーブルなどを備え、手軽に車中泊が楽しめます。
車体上部を白、下半分をアースカラー系でまとめた2トーンカラーもオシャレです。
電源ユニットや冷凍冷蔵庫、シャワー付きシンクなどの豊富なオプションを装備することで、より本格的なキャンプを楽しむこともできます。
しかもディーラーで購入する新車と同じ保証が受けられるほか、価格も280万円から350万円台に収まっており、キャンピングカーとしてはとてもリーズナブルな価格設定となっています。
コンパクトなタウンエースゆえに、ハイエースよりも運転がしやすいこともアルトピアーノの美点ですが、トヨタモビリティ神奈川では、さらに小さなキャンピングカー「キャンパー アルトピアーノミニ」(以下、アルトピアーノミニ)を2023年12月に正式発表し、JCCS2024に持ち込みました。
同車のベースは、トヨタ最小の軽商用ワンボックスバン「ピクシスバン」(ダイハツ「ハイゼットカーゴ」OEM車)を採用しています。
ピクシスバン/ハイゼットカーゴは、軽自動車枠いっぱいの全長3395mm×全幅1475mm×全高1890mmという限られた車体寸の中で、最大限の広さを確保した軽商用バンとして、近年キャンピングカーのベースとして注目を集めています。
アルトピアーノミニは、車内には兄貴分であるアルトピアーノの使い勝手や居心地の良さを受け継ぎ、車内でゆったり寛げるダイネットスペースや、2名分の就寝スペースを容易に生み出すことが可能です。
軽商用バンというとなんとなく狭いイメージがあるかもしれませんが、ピクシスバンの広さを存分に生かし、驚くほどの広い室内空間を作り出しています。
ストライプ柄のシートや落ち着いたアースカラーの2トーン塗装もアルトピアーノ譲り。
オプションの網戸や遮光スクリーンを選択すれば、どこでも気軽に車中泊ができることは大きな魅力です。
しかも消費税込み価格は217万8000円からというリーズナブルさ。ディーラーで購入する安心感も合わせ、大きな反響を呼んでいるようです。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。
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