トヨタの新型「街乗りミニSUV」登場で熱視線!? 「アーバンクルーザーハイライダー」印で実車公開に「超ちょうどいいサイズ」の魅力の声
トヨタのインド法人が、都市型SUV「アーバンクルーザーハイライダー」をインドの国際自動車ショーに展示しました。どのようなクルマで、どのような反響があるのでしょうか。
スズキとの共同開発モデル
トヨタのインド法人「トヨタ・キルロスカ・モーター」(TKM)が、都市型SUV「アーバンクルーザーハイライダー」新型モデルの実車を展示しました。
実車展示されたイベントは、インドの首都・ニューデリーで2024年2月1日から開催された国際自動車ショー「バーラト・モビリティ・グローバル・エキスポ2024」です。
アーバンクルーザーといえば、2008年に「ヴィッツ」をベースに大径タイヤを装着したクロスオーバーSUVのテイストを盛り込んだクルマで、日本展開の際は「ist」という名称で知られています。
現在展開されるのは、2022年に誕生した、3代目にあたる「アーバンクルーザーハイライダー」。インド市場向け車種で、トヨタのグローバルSUVの系譜を受け継ぎ、大胆で洗練されたスタイリングと先進の技術機能を備えたモデルです。
同社によると、アーバンクルーザーハイライダー属するBセグメントSUVカテゴリはインド国内で年々市場規模が拡大しているとのこと。
とくにインド市場において、最高のパフォーマンスとクラス最高の燃費性能に加え、ラグジュアリーな静粛性を実現したことにより、インドのターゲットユーザーの多様なニーズにマッチしています。
開発はスズキと共同で行われました。なおスズキからは、3代目「グランドビターラ」として販売されています。
ボディサイズは、全長4365mm×全幅1795mm×全高1645mmです。日本国内のトヨタのSUVで言うならば「ヤリスクロス」と「カローラクロス」の中間に相当するサイズと言えるでしょう。
ハイブリッド仕様とエンジン仕様「ネオドライブ」、さらにはCNG(圧縮天然ガス)に対応したエンジン仕様「E CNG」の3パターンがあります。
エンジンは統合型スタータージェネレーター(ISG)テクノロジーを採用した最高出力約100馬力の1.5リッターKシリーズエンジンを搭載。「E CNG」はCNGモードで最高87馬力を発揮します。
トラッスミッションは、エンジン仕様が5MTもしくは6AT、「E CNG」が5ATです(ハイブリッド仕様は電気式無段変速システム)。
エクステリアは、「スポーティ&プレミアム」をコンセプトとした精悍で都会的なデザイン。インテリアもモダンで上品な仕上がりとなっています。
販売価格は、132万3000インドルピー(約230万円)から189万9000ルピー(約340万円)に設定されています。
ネット上のコメントで「かっこいい名前」「初代を所有してました」「スイフトやティアゴといったハッチバックと同様に、街乗りが主な人にはすごく意味のある車」などの声が上がっている、アーバンクルーザーハイライダー。今のところ、展開はインドのみで、日本での発売予定は明らかになっていません。
ファンの間では「カローラクロスより幅小さめで天井が高いのはグッド!」「ちょうどいいサイズ」と言ったコメントをはじめ、同モデルの投入を望む声も少なくないようです。前述の通り現在のところ投入についての発表はありませんが、すでに「ヤリスクロス」などのBセグメントSUVを投入している同社だけに、その可能性は低いかもしれません。
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