トヨタ「スペシャリティカー」実車展示! 高級“2ドア”クーペに2.8L直6搭載!? 1000万円級個体も存在、ソアラの反響は?

トヨタ「初代ソアラ」は、ユーザーからはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

トヨタの「スペシャリティカー」 初代ソアラとは

 かつての国産車には俗に「スペシャリティカー」と呼ばれるクルマ達がありました。
 
 そのひとつにトヨタ「ソアラ」が存在しますが、どのようなクルマで、ユーザーからはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

トヨタが初めて手掛けた高級パーソナルカー「ソアラ」とは(撮影場所:トヨタ産業技術記念館)
トヨタが初めて手掛けた高級パーソナルカー「ソアラ」とは(撮影場所:トヨタ産業技術記念館)

 日本に「プレステージ・スペシャルティカー」のブームを巻き起こしたクルマのひとつにソアラがあります。

 なおソアラの名は英語で「最上級グライダー」という意味をもっており、トヨタが初めて手掛けた高級パーソナルカーとしても知られています。

 歴史としては、1981年に初代ソアラが登場しました。

 その見た目は、前傾したセンターピラーや細いリアピラーが特徴なロングノーズ&ショートデッキの2ドアノッチバッククーペです。

 初代ソアラのボディサイズは全長4655mm×全幅1690-1695mm×全高1360mm、ホイールベース2660mmとなり、いまでいう5代目「プリウス」に近しい大きさ。

 また室内においてもデジタルスピードメーターやLEDタコメーター、マイコン制御式オートエアコンなど様々な先進機能が採用されます。

 さらに最上級グレードとなる「2800GTリミテッド」には専用本皮革バケットシートや専用2トーン色、テクニクス製オーディオなどを装備。当時の若者からは憧れの存在だったと言います。

 当初、パワートレインは2リッター/2.8リッター直列6気筒エンジン車をラインナップしており、後にターボ仕様や3リッター車が追加されました。

 なお現在、中古車サイトを見ると修復歴なしかつ走行距離6000kmの「2800GT」が車両価格955万円で流通しているなど、人気の高さが伺えます。

 そんな初代ソアラに対してユーザーから「昔、若い頃に乗っていた」、「いつかまた乗りたい」、「昔デートで乗ったのを覚えている」という当時の声。

 さらに「父親が乗っていたので懐かしい」、「いつかはお金をためて初代ソアラに乗りたい」という今の声などが聞かれました。

※ ※ ※

 その後、2代目ソアラが1986年-1991年、3代目ソアラが1991年-2001年、4代目ソアラ2001年-2005年に登場。

 2代目ソアラはデートカーとして人気を博し、日産「5代目シルビア」、ホンダ「2代目プレリュード」と共にいまでも語り継がれています。

 4代目ソアラは、2005年にレクサスが日本上陸を果たしたころにより「レクサス・SC」という車名に変わったことで、歴史に幕を下ろしました。

 そんな初代ソアラは、「トヨタ産業技術記念館(愛知県名古屋市)」などに実車展示が行っています。

 さらにはKINTOの「ビンテージクラブ by KINTO」で「2800GT(1982年式/AT)」を借りて乗ることも可能です。

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