パニック!駐車場で「どこに停めたか忘れた」どう対策? クルマの位置がすぐ分かる「裏ワザ」とは 便利アイテムも活用できる!?
広い駐車場にクルマを停めて買い物などに出かけたあと、クルマを停めた位置が分からなくなったことがあるかもしれません。どうやって対策すればいいのでしょうか。
うっかり駐車位置を忘れたら大変!
ショッピングモールや高速道路のSA・PA、観光地などは、駐車場が広大になっています。
買い物を終えて、さて帰ろうとしたときに、自分のクルマをどこに停めたか分からなくなり、焦ったこともあるかもしれません。
いったんマイカーを見失ってしまうと、広大な駐車場で見つけ出すのは困難です。こんな時、どうすればいいのでしょうか。またどういった対策をすればいいのでしょうか。
まずは「あらかじめ、駐車した場所を記録しておく」という方法です。たいていのスマホには地図アプリがインストールされていますが、そのなかでも特にポピュラーなアプリ「グーグルマップ」が便利でしょう。
「グーグルマップ」にはスマホのGPS機能を活用し、現在位置を地図上に示してくれます。この現在位置を記憶させれば、あとから位置を再確認することができます。
GPSの精度は今やかなり高く、iPhoneを製造するアップル社は、GPSの精度について「誤差5mほど」と説明しています。つまり、クルマに換算すれば3台未満のズレしか生まれません。そこまでなら、現地で自分のクルマは見分けられるでしょう。
「グーグルマップ」の場合、現在位置を長押しすれば赤いピンが立ちます。そこから「保存」を選べば、この位置を地図上にピン留めすることができます。
iPhoneにデフォルトで入っているアプリ「マップ」も同様にピン留めの機能があります。これらの機能を活用するには、事前に「設定>プライバシー>位置情報サービス」でGPS機能をオンにしておきましょう。
さらにiPhoneには便利な機能があります。クルマの搭載の「CarPlay」や「Bluetooth」に接続している場合、駐車してクルマとiPhoneの接続が解除されると、その時点の位置が自動的に「マップ」アプリ上に記録されるというものです。
さて、立体駐車場の場合、何階に駐めたのかすら忘れてしまうことがあります。そんな時はどうするのがよいのでしょうか。
ここでも、こまめにスマホを活用するといいでしょう。たとえば自分のクルマをスマホで撮影する方法があります。コツは、クルマだけを撮影するのではなく、なるべく周囲の景色を広くカバーできるように撮ること。そうすれば、自動販売機や周囲のクルマの車種など、階ごとに微妙に違う風景をヒントに場所を特定することができます。
もちろん、いちいち写真を撮らなくても、出口周辺やエレベーター前など、特徴の強い場所の近くに駐めるというのも良いでしょう。
最近では、持ち物の位置を把握できる、GPS発信機能付きの「キータグ」と呼ばれるキーホルダーのようなガジェットも普及しています。
キータグを専用のスマホアプリに登録しておけば、キータグの位置を常にアプリ内の地図上で把握することができます。クルマを離れる際にキータグを車内に置いておけば、位置情報を車内から発信してくれるというわけです。
このように、事前に対策しておく方法や、気軽に位置を把握できるアイテムなど、自分に合ったさまざまな「駐車位置リマインド」のやりかたがあります。もっとも一番重要なことは、「あっ、この広い駐車場、停めた位置分からなくなるかもしれないぞ」と事前にピンとくる感覚かもしれません。
アプリやガジェットの裏でもなんでもない普通の機能による対策や当たり前の対策などではなくて、見失って困ったときにどうすればいいのかという裏技を知れるかと思ったのだけど…