日産新型「エルグランド」実車展示!? 斬新「エクストレイル顔ミニバン」が凄い! 京都校が手掛ける“グラシア”とは

日産京都自動車学校のカスタマイズ科は次期型エルグランドを予感させるモデルを大阪オートメッセ2024で公開しました。

緻密なマーケティング&学生のこだわりがつまった新型エルグランド!?

 ここ数年、日産新型「エルグランド」に関する噂が絶えません。
 
 なかでも「ジャパンモビリティショー2023」では次期型エルグランドをに思い起こさせるプレミアムEVミニバン「ハイパーツアラー」がお披露目したことでその熱は高まっています。
 
 一方でもう少し現実的な次期型エルグランドを予感させるモデルも登場しました。

めちゃカッコいい! エクストレイル顔のエルグランドとは
めちゃカッコいい! エクストレイル顔のエルグランドとは

 高級ミニバンというジャンルを開拓し、「キングオブミニバン」とも言われたエルグランド。

 しかし、現行エルグランドは2010年に登場して以降、2024年現在でもフルモデルチェンジはされていません。

 そんな中、日産が展開する日産京都自動車学校のカスタマイズ科は次期型エルグランドを予感させるモデルを東京オートサロン2024、大阪オートメッセ2024で実車を公開しました。

 京都校カスタマイズ科の学生達は毎年、オートサロンやオートメッセに向けて、日産車をベースとしたカスタマイズカーを製作しています。

 最新のカスタマイズカーとして登場したのが「ELGRAND GLASSIER(エルグランド グラシア)」で、その存在は、2023年12月7日に京都校公式SNSで「#新型エルグランド #newエルグランド」というハッシュタグとともに明かされました。

 実車は東京オートサロン2024で展示。その見た目はフロントに日産「エクストレイル」のフロントフェイスを移植することで、エクストレイルの持つアクティブな雰囲気を効果的に落とし込んでいます。

 また車高を4cmアップさせ、ブロックタイヤを履くことで走破性をアップさせることで、日常のアウトドアシーンだけでなく、災害時などでの悪路走行も視野に入れたカスタムだと言います

 そんな学生が考えるNEWエルグランドとして制作されたエルグランド グラシアのコンセプトについて、カスタマイズ科の学生は次のように話します。

「エルグランド グラシアは、ターゲットを祖父母、父母、姉、弟の6人家族に設定し、家族が笑顔で楽しめるというコンセプトで企画しました。

 屋根上の大型テントや車高の高さ、タイヤ等を見ればわかる通り、アウトドアを楽しむのに最適なクルマです。

 特徴としては、E52エルグランドをベースに、フロント周りには最新のエクストレイルのフェイスを移植しています。

 また、バックドア、ウィングにはアリアのものを流用し、オリジナリティのある見た目に仕上げました。

 さらに、ボディカラーは朝焼けの空の色をイメージしています。

 ただのグレーのように見えますが、まだ暗い空と明るい太陽の間の色を忠実に再現していて、ミラー部分に使用されているオレンジ色は朝日の色をイメージしています」

製作担当の学生によれば純正バンパーを切断・延長などの加工を行い違和感なく仕上げた所がポイントだという
製作担当の学生によれば純正バンパーを切断・延長などの加工を行い違和感なく仕上げた所がポイントだという

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 そんなエルグランド グラシアですが、東京オートサロンに続き大阪オートメッセでも展示しています。どのような反響が寄せられたのでしょうか。前出とは別の学生は次のように話してくれました。

「お客さんの声として『いいな』『かっこいいな』『これ出したら売れるやん』っていうのが結構多かったんです。

 けど、ちょっとオートサロンと違ったのはやっぱりオートメッセってゴリゴリいじってるほうが人気なのかなっていう感じもあり、オートサロンほど注目はそんな浴びてない感じですね。

 僕らがターゲットとして狙ったのはファミリー層なので、ファミリー層にはめっちゃ受けてるんですけど、若い人とかにはあんまり、それほど受けていない、手ごたえはないかなという感じです」

 なお東京オートサロンでは、展示の高さ制限があったことでルーフテントがしまっていましたが、大阪オートメッセではしっかりと立っており、アクティビティ溢れる展示となっていました。

【画像】超カッコイイ! これが新型「エルグランド」です。画像を見る!(50枚以上)

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