全長3m以下!? めちゃ小さいトヨタ製「マイクロ・クーペ」実車展示! 小回り最強の「斬新モデル」の正体とは
しかし主力モデルには成長はできず……
このように斬新かつ個性的なコンセプトを詰め込んだiQは、2008年11月にグッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。
さらに「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、多方面で高く評価されました。
また、レース仕様にチューンされたり、ハイスペックな限定モデルが追加され完売したりと、トヨタはiQの魅力を訴求すべく精力的な展開を行いました。
しかし、当時はマイクロクーペというコンセプトが斬新すぎたのか、トヨタの想定以上にユーザーに受け入れられず、また同じトヨタ車の「ヴィッツ」など販売上のライバルとなるコンパクトカーが多かった時代背景もあり、残念ながらiQは大ヒットとはなりませんでした。
最終的にiQは、ヴィッツやパッソなどに統合される形で2016年に販売終了を迎えてしまったのです。
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軽自動車よりもさらにコンパクトな普通乗用車 iQは、性能的にも大きなマイナスとなる点はなく、コンセプトも魅力的なクルマでした。
残念ながら1代のみで消滅してしまいましたが、 先述のように豊田 章男会長がマイカーとして愛用しているように、実際に乗ったことのある人からの評価は高くなっています。
現在、中古市場での価格も手ごろなモデルですので、希少なマイクロクーペに興味を持った人は中古車サイトで探してみてはいかがでしょうか。
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