4トン級!? トヨタの新型「最強・最大級SUV」発表! ビッグなタフボディがカッコイイ! 弾丸も爆破も退ける「アーマードセコイア」米に誕生
Alpine Armoring(アルパイン アーマリング)社は、トヨタ「セコイア」の防弾仕様「アーマード セコイア」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
重さは4トン級…新型「アーマードセコイア」誕生
アメリカを拠点に防弾車両の開発・製造を行うAlpine Armoring(アルパイン アーマリング)社は、トヨタ「セコイア」の防弾仕様「アーマード セコイア」を発表しました。
日本ではあまり見かけることのない防弾仕様ですが、銃社会のアメリカでは年々ニーズが高まっています。
その流れを受けて、アルパイン アーマリングは大型のSUVやセダンを中心とした防弾仕様を多彩に展開しています。
ラインナップは、キャデラック「エスカレード」、フォード「F-150」、テスラ「モデルY」、メルセデスベンツ「Gクラス」「Sクラス」、BMW「X7」「7シリーズ」、アウディ「Q8」、ロールスロイス「カリナン」「ファントム」、ランドローバー「レンジローバー」、ランボルギーニ「ウルス」、レクサス「LX」「LS」、トヨタ「ランドクルーザー300」、「カムリ」、ホンダ「オデッセイ」など。また、特殊部隊向けの装甲車やレンタル事業も手がけています。
セコイアは、北米トヨタが生産し、アメリカやカナダで販売されているフルサイズSUVです。
ランドクルーザーよりひと回り大きい車体で、3列シートの広い室内空間が特徴。
パワートレーンは最高出力437hp、最大トルク790Nmを発揮する3.5リッターV6ツインターボハイブリッドシステム「iフォースMAX」に10速ATを組み合わせたもの。2WD(FR)と4WDを設定しています。
今回発表されたアーマードセコイアは、セコイアの2023年モデル最上位グレード「Capstone」(価格は7万6865ドル、約1135万円)がベースです。
すべてのガラスを厚さ40mmの多層防弾ガラスに変更したほか、ボディと内装の間やフロア下などに装甲を取り付けることで、銃弾や手榴弾から乗員を守ります。
同社独自で設けている保護レベルは、アメリカ軍の主力小銃として普及しているM16(5.56mm口径)の銃弾に対応するA9レベルとなっています。
また、リアパーティーションドア(のぞき窓付)、緊急事態を知らせるLEDストロボライト、マルチサイレンシステムも装備します。
ボディサイズは全長5286mm×全幅2027mm、全高1885mmでベース車と同じですが、車両重量は装甲追加により約1400kgアップの3923kgです。
重量増に伴いドアヒンジを強化するとともに、サスペンションやブレーキディスクも耐久性の高いものにアップグレードされています。防弾仕様の価格は公表されていません。
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