レクサスの「小さな高級車」 登場! 存在感ある見た目の「スニーカーみたいなSUV」は何がスゴい? 新型LBXを体感

レクサスが高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えたモデルとして発売した新型「LBX」。街中ではどのような印象を受けたのでしょうか。

レクサスの「小さい高級車」こと新型LBXを街中で体感!

 レクサスは新型「LBX」を2023年6月5日にイタリア・ミラノで世界初公開。その後日本では11月9日発表しています。
 
 そして12月下旬に発売されましたが、実際に街中で乗るとどのような印象なのでしょうか。

「小さい高級車」こと新型LBXの印象は?
「小さい高級車」こと新型LBXの印象は?

 新型LBXはTNGAプラットフォーム(GA-B)をほぼすべて専用に仕立てることで、徹底的に「レクサスの小さな高級車」として作り上げたモデルです。

 ボディサイズは全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mm、ホイールベース2580mmとなり、コンパクトSUVです。

 しかし街中で実車を見るとレクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」や、鏡餅のようなズシッとしたフォルムなどにより、小ささを感じさない上に見劣りしない存在感を醸し出しています。

 担当者によれば「自分のガレージで『LC』と並べて置いても遜色ないデザインを意識した」と言うほどです。

 パワートレインは1.5リッター直列3気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車のみですが、その走りの味付けは「運転していて楽しい」と思わせるものです。

 そのこだわりについて、チーフエンジニアの遠藤邦彦氏は次のように話しています。

「LBXは『週末に買い物に行く時のカジュアルなスニーカー』を意識して開発しました。

 これまでの高級車の概念は豪華、大きい、セダンといったものですが、それから脱却して飾り気のない本質を追求したラグジュアリーを目指すこと。そして本物を知る人がその自分に戻り、気負いなく乗れるクルマであること、それにLBXは挑戦しました。

 走りの面で、こだわったのはドライビングポジション。マスタードライバーやプロのドライバーとの対話の中でも、最も大事だとアドバイスを受けた項目です。

 ヒップポイントを下げ低重心にして、それに合わせステアリングホイールの位置も変更しました。

 力の入れやすさにこだわり、手首の角度や脇の角度、肩からの距離などを徹底的に検証し、ステアリングの角度を立てドライバー側へ移動させることでドライビングポジションが調整しやすくなっています。

 またパワートレインは、高効率な1.5リッター直列3気筒エンジンにバランスシャフトを追加し、振動も減給対策を実施。モーター出力を向上したトランスアクスルと高い電池出力のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせ、新開発のハイブリッドシステムを設定しております」

※ ※ ※

 このように様々な部分にまでこだわりぬいた新型LBXですが、2023年9月に開催された「LEXUS SHOWCASE」でサーキット試乗を行っています。

 この際は2WDに乗りましたが、走り出しがすごく静かな印象を受けつつも気持ちの良いモーターの加速感を味わえました。

 一方でエンジンが掛かると3気筒らしい雑音が聞こえてくるなどの気になる点も。しかしながら、起伏の激しいタイトコーナーを気持ちよくグイグイと走っていけるというは驚く部分でした。

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