ホンダが新型「スーパーセダン」を26年発売へ! 斬新すぎる薄型ボディ&ガルウイング採用!? 米を皮切りに量産モデル投入

ホンダがCES2024で世界初公開したグローバルEVのコンセプトカーのうち、新型「サルーン」の量産モデルが2026年に米国で発売される予定です。一体どのようなモデルなのでしょうか。

クーペ風ボディの4人乗りセダン登場!

 ホンダの米国法人は2024年1月18日、「「Honda 0シリーズ」」と呼ばれる新しいグローバルEVの量産モデルを2026年に同市場で発売することを明らかにしました。
 
 米国・ラスベガスで開催された「CES 2024」(1月10日開催)でホンダは、Honda 0シリーズのコンセプトモデルとして新型「SALOON(以下、新型サルーン)」と新型「SPACE HUB(スペース ハブ)」を世界初公開しています。

2026年発売予定のHonda 0シリーズ「サルーン」
2026年発売予定のHonda 0シリーズ「サルーン」

 このうち、2026年に発売予定となったのは新型サルーンで、Honda 0シリーズのフラッグシップに位置付けられています。

 Honda 0シリーズは、「グローバルブランドスローガンや電動化方針のもと、大きく変革するホンダを象徴するEVシリーズ」と説明しており、新たなEVシリーズの開発には、「ホンダのクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造していく」という決意が込められているといいます。

 また、ホンダがクルマづくりで大切にしてきた理念である「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想)」と「操る喜び」、「自由な移動の喜び」をさらなる高みへと進化。

 長い航続距離を確保するためのバッテリー搭載量の増加や、それを搭載するための車体やプラットフォームの大型化などによってEV「厚くて重い」というイメージを持たれがちですが、Honda 0シリーズはこれを覆し、新たなEVの価値を創造することを目指しているとのことです。

 この新たなEV開発アプローチを「Thin, Light, and Wise(薄い、軽い、賢い)」と表現。

 Thin(薄い)は、薄いEV専用プラットフォームによる低全高のスタイルなどデザインの可能性を拡張するとともに、高い空力性能を実現。Light(軽い)は独自技術によって従来のEVの定説を覆す軽快な走りと電費性能を実現。Wise(賢い)はクルマそのものが賢くなる、ホンダ独自のソフトウェアデファインドモビリティを実現することを示しています。

 そしてこの開発アプローチのもと、専用開発のアーキテクチャーを軸とし、「共鳴を呼ぶ芸術的なデザイン」、「安全・安心のAD/ADAS」、「IoT・コネクテッドによる新たな空間価値」、「人車一体の操る喜び」、「高い電費性能」といった5つのコアバリューを提供します。

 そんなHonda 0シリーズですが、新型サルーンはEV専用アーキテクチャーにより、デザインの自由度を拡張し、EV時代におけるM・M思想を昇華させたモデルです。

 サルーンとは「セダン」を意味しますが、2ドアを備えたクーペのような流線形のフォルムで4人乗りを実現。上へ大きく開くガルウイング方式のドアが採用されました。

 車内は、低全高でスポーティな外観からは想像できないくらいの広々とした室内空間を確保。

 インパネはシンプルで直感的な操作が可能なHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を採用したほか、斬新で近未来的な、飛行機の操縦かんのようなステアリングホイールを備えており、全体的に洗練されたシームレスなUI(ユーザー・インターフェース)を実現しました。

 さらに、ステア・バイ・ワイヤの採用に加え、ASIMO(アシモ)などで培われたホンダ独自のロボティクス技術による姿勢制御などのモーションマネジメントシステムを進化させ採用することで、どのような走行シーンにおいてドライバーの思い通りにコントロールすることが可能だといいます。

 また、サステナブルマテリアルを内外装の素材に採用するなど、EVらしくクルマを構成する素材から環境への配慮がおこなわれました。

 加えて、新型サルーンには次世代EV向けの新たな「Hマーク」エンブレムが装着されます。

※ ※ ※

 2026年に米国での発売がアナウンスされた新型サルーンですが、同市場を皮切りに、日本やアジア、欧州、アフリカ・中東、南米など、世界各地域へ投入される予定です。

 量産版の新型サルーンはどのようなモデルとして登場するのか、期待が高まります。

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1件のコメント

  1. 5ドアファストバック前輪駆動3ナンバーハッチバック嫌いだからセダン増えろ4ドアノッチバックの巻き返しの時だ!

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