マツダ「アイコニックSP」市販化へ! リトラライト&ロータリーエンジン搭載「スポーツカー」の価格は400万円前後であるべき?

マツダがジャパンモビリティショー2023で世界初公開した新型「アイコニックSP」は、SNSで「RX-7の復活」と盛り上がるなど、注目を集める1台。また2024年1月に開催された東京オートサロンでは、市販化に向けた取り組みが公表されましたが、そんな新型アイコニックSPについて、今回SNSを通じてアンケート調査を実施しました。

マツダ「アイコニックSP」いくらなら買う?

 マツダの新型スポーツカーのコンセプトモデル「MAZDA ICONIC SP(マツダ・アイコニックSP)」が、2023年10月28日から11月5日まで開催されたジャパンモビリティショー2023で世界初公開されました。

 また2024年1月12日から14日まで開催された東京オートサロンでは、代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏が同車の実現に向けロータリーエンジン開発グループの立ち上げを発表。市販化に向けた第一歩を踏み出しました。

 今回は、そのような新型アイコニックSPについて、編集部がSNSを通してアンケート調査を実施。実際に発売されたとして、ユーザーはいくらの価格帯までなら購入検討ができるのか調査しました。

売るなら400万円前後にすべき? マツダ新型「アイコニックSP」
売るなら400万円前後にすべき? マツダ新型「アイコニックSP」

 新型アイコニックSPは、次世代の2シータースポーツカーのコンセプトモデルです。

 ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm、車両重量は1450kg。ボディには、コンセプトカラーとされる鮮やかなヴィオラ・レッドが施されています。

 見た目は、優れた運動性能を印象づける低重心のプロポーションを目指し、軽量・コンパクトなロータリーエンジンをクルマ中央部に寄せて搭載するコンセプトにより、50:50前後重量配分を実現しています。

 また新型アイコニックSPの特徴として挙げられるのが、マツダの歴史と伝統を象徴するロータリーエンジンの搭載です。

 ロータリーエンジンといえば、1967年に登場した「コスモスポーツ」に搭載され、その後「RX-7」「RX-8」などマツダを代表するスポーツモデルに搭載されています。

 新型アイコニックSPに搭載される「2ローターRotary-EVシステム」は、最高出力は370PSを発揮。従来のガソリンを使用するだけではなく、水素をはじめとした様々な燃料の使用が可能となっています。

 では新型アイコニックSPについて、ユーザーからどういった反応が見られるのでしょうか。

 SNSを通じて行ったアンケート調査のなかで、「マツダから新型アイコニックSPが発売されたら購入したいと思いますか」という質問では、「はい」が63.4%、「いいえ」が36.6%という結果に。

 今回のアンケートでは約半数以上のユーザーが購入したいと感じていることが分かります。

 また、回答者全員にいくらの価格帯までなら購入を検討できるかも聞きました。

「マツダ新型『アイコニックSP』が日本で発売された場合、車両本体価格は、いくらまでなら購入を検討できますか(検討可能な、最大の価格帯を選択してください)」という質問で、最も多かったのが「301万円から500万円まで」の48.8%、次に「501万円から800万円まで」の36.6%と続きました。

 300万円以内や、801万円から先の価格帯の回答もあったものの、多くが301万円から800万円までの価格帯に回答が集中していることが分かります。

 なかでも購入したいかどうかの問いに「はい」と答えたユーザーからは、「かっこいいから」という声が多数寄せられたほか、「デザインがとても良いので購入したいと思った」「純粋にそう思った」「ワクワクするから」などの意見もありました。

 また「マツダの久しぶりの本格スポーツタイプなので」「ボディサイズの小さなスポーツカーが欲しいため」といった声もあるなど、意欲的な意見も見られています。

※ ※ ※

 新型アイコニックSPについて、前述の毛籠勝弘氏は東京オートサロン2024で以下のようにコメントしています。

「アイコニックSPに対し、極めて大きな反響、そして熱烈な声をいただき、我々も感激しました。

 そこでなんとか(市販化を)実現できるように、まずロータリー開発部門のスタートを切りました。

 これはまだまだ解決しなければならない技術的な課題があり、ハードルもものすごく高いです。

 しかしマツダが得意とするあくなき挑戦精神で立ち向かってみようと、現在社内の奮起を期待しているところです」

 登場のタイミングなど、市販化に向けた詳細情報はまだ不明ですが、実現に向けた具体的な動きがあったことは事実で、今後について期待が膨らむばかりです。

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14件のコメント

  1. 某国民から電気自動車に遅れを取った事を妬たんでパクったニダって言われかねない。
    MAZDAは大好きだけど、コレの名前は好きになれないな〜。

  2. 400万円って()
    もし400万円前後での販売とするなら、86と同程度売れて、ベースのエンジンは他の売れ筋に搭載されてるエンジンで、と考えるとCX-5をベースとするスポーツカーが限界じゃない?

    もしこの見た目でロータリー搭載車にするなら500万は超えるはずだし、安くするならレシプロじゃないと厳しいんじゃない?

    • 車名は「MAZDA 7」でいいのではないか

  3. フェラーリを忘れさせるカッコよさ!長年、330P4とストラトスが私のアイドルだったが…
    勿論市販を期待するが、この美しさのままで可能なのかが気になりますね。サイズもなるべくコンパクトに。長くホンダビートを所有していて、その上で言えるのは動力性能や居住性などはホドホドでOK、ほとんどの不便は笑って解決!「走って楽しく眺めて満足」それだけが重要です。ロードスターは…残念。
    できれば最近の便利な?電気仕掛けなどはオーディオも含めて不要、コストはシャシとロータリーエンジンに。実燃費でリッター7キロ以上なら可。
    ニッサンとホンダが死んでしまってスポーツカーを期待できるのはFDを造ったマツダだけ…

  4. 価値のないアンケートだなあ
    snsでリーチできる層なんて安く出せしかいわん

  5. 2ローターハイパワーハイブリッドFR、価格面は安く作っても500万円台後半、内装と記念エンブレムを付加したプレミアモデルで780万程度が適正でしょうね。
    雑誌やネット記事はメーカーに大赤字踏ませて当たり前って感覚で記事書くし、ネットでの自称車好きも買い叩くのが当たり前の引退済み世代だから同類。

  6. とても、良い! 是非欲しい!
    マッハ55を彷彿させる、ボディーライン。 
    このままのデザインで販売できたら、凄い反響があることは
    間違いないと思う。

  7. 記事が読みたいのに広告が邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で読めない。

  8. 出るとしても
    400万じゃムリでしょ。
    この価格ならマジで欲しいですが。

  9. 実車見ました!
    マツダは流線型使ったら天下一品だね。

  10. ブランド力を下げない為にも、このクラス作るなら最低800万円台からで出さないとダメ。これだけの流麗なデザインにロータリーを入れるつもりなら、ちゃっちいスープラよりも高く出ないと。
    間違ってもスカイアクティブ-Xの様にベースが200万円台からの大衆車からやるのは失敗する。それはロードスターの役目。

    逆にこれで1度受け入れられてなんとか作り続ければアストン辺りのブランドに立てるチャンスも来ると思う。
    2ドアクーペ自体がもう日本市場を意識したものでは無いのだから、マツダには思い切り大きく出て欲しい。

  11. 自分も実物を見て大好きなマツダが帰ってきてくれたって思いました

  12. 昔、ICONIQってタレントがいてウンコニックって呼ばれてたよね!関係ないけど。

  13. 自分が恰好良いと思うものを買って乗るだけ。
    ただそれだけ^^

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