もはや国民車!? ホンダ新型「最小&最安コンパクトカー」がめちゃ売れ! 5速MTアリ&全長4m以下ボディの尼「ブリオ」に熱望の声集まる
2023年11月にインドネシアで販売されたホンダ車のうち、半数近くを「ブリオ(Brio)」が占めています。現地で人気のブリオとは、どのようなクルマなのでしょうか。また、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
ホンダ「ブリオ」はインドネシアの国民車?
ホンダのインドネシア法人(PT Honda Prospect Motor)は2023年12月18日、コンパクトカー「ブリオ(Brio)」の同年11月の販売台数が4905台を記録したと発表しました。
これは同月にインドネシアで販売されたホンダ車の48%を占めますが、人気を集めるブリオはどのようなクルマなのでしょうか。また、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
インドネシアでのホンダ車の11月販売台数をみると、「HR-V」1537台、「WR-V」1428台、「BR-V」1353台、「CR-V」559台などとなっており、ブリオの台数が一際多いことが読み取れます。
ブリオは、ホンダが2011年からタイやインド、インドネシアなどで展開するコンパクトカーです。
インドネシアでは現在まで累計50万台以上が販売されたほか、2020年と2022年には最も販売台数の多いクルマとしての記録を更新しています。
現行モデルは、2018年に登場した2代目で、2023年5月にはマイナーチェンジを受けた新型モデルが登場しました。
新型ブリオのボディサイズは全長3795-3810mm×全幅1680mm×全高1485mmで、日本国内で販売されるホンダ「フィット」よりもやや小さく、インドネシア市場のホンダ車では最小かつ最安価なエントリーモデルという位置付けです。
エクステリアは、全体的に3代目「フィット」をキュッと小さくしたようなデザイン。マイナーチェンジで新たにLEDヘッドライト・フォグランプや、フロントグリル、ミラーなどを装備し、よりスポーティな印象へ変化しました。
インテリアは、シンプルながらドライバーの意欲をかき立てるスポーティなデザイン。マイナーチェンジで、新たなデザインのシートや、メータークラスター、ダッシュボード、ワンプッシュイグニッション、アンビエントライトなど、より快適に、より楽しく旅をするための新装備が追加されています。
パワートレインは、最高90馬力・最大110Nmを発揮する1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、5速MTかCVTと組み合わせます。
グレードは、標準の「サティアS」「サティアE」に加え、スポーティな「RS」の計3種を用意。価格は、ベースグレードのサティアSが1億6590万ルピア(約158万円)から、RSが2億3390万ルピア(約228万円)からです。
「安くて高性能」という部分がインドネシアの若者などに評価されているブリオは、インドネシアの“国民車”といえるかもしれません。
そんなブリオについてSNSでは、「こういうの出して欲しいなあ」「MT設定もあるならこれに乗りたいなぁ」と興味を示す投稿が複数存在。
また、「羨ましすぎる。日本でも扱えーってマジで思う」「これ輸入したらバカ売れしそう」「普通に日本でも売ってくれん?」「このまま日本で売ればいいのに」など、日本導入を希望する声も多数ありました。
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