トヨタ「新型クラウンエステート」まもなく発売へ 新たな「トヨタ最上級SUV」は“他の3タイプ”とは別格!? どんな特徴がある?

まもなくの登場が予定されているトヨタ「クラウン エステート」は、どのようなクルマなのでしょうか。ほかの3タイプとは異なる特徴について見てみます。

ステーションワゴンの“現代流”解釈? 新型「クラウンエステート」とは

 2023年度中の登場が予定されている、トヨタ新型「クラウン エステート(以下エステート)」は、「ワゴンとSUVを融合させた洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持つモデル」と説明されています。
 
 すでに登場している「クラウン」シリーズ3タイプとは、どのような点が異なるのでしょうか。

まもなく登場する「クラウンエステート」の特徴とは
まもなく登場する「クラウンエステート」の特徴とは

 16代目となる現行型クラウンは、4つのボディタイプでシリーズを構成します。

 用意されるのは先陣を切って発売された「クロスオーバー」、コンベンショナルなセダンスタイルを貫く「セダン」、ボディが最もコンパクトな「スポーツ」、そしてエステートです。

 そのなかで、現時点ではまだ正式発表されていない唯一のモデルであるエステートは、どのようなモデルなのでしょうか。

 まず押さえておきたいのは、SUVだということです。

 エステート(Estate)とは本来、土地や不動産、そして住宅などを指す英語ですが、イギリスでは「ステーションワゴン」の呼び名としても使われています。例えばメルセデス・ベンツのワゴンボディが欧州でエステートと表記されるほか、かつてはボルボのワゴンボディもそう呼ばれていました。

 また、1999年から2007年にかけて販売された11代目クラウンにも、ワゴンボディの「エステート」が設定されていました。しかし、新しいクラウンエステートは純粋なワゴンではなくSUVとして販売されます。

 そのエステートを理解するにあたってまず知っておくべきなのは、全長が長く設定されていることでしょう。

 全長は4930mmで、これはセダンよりは短く、クラウンクロスオーバーと同じですが、スポーツに比べると210mmも長くなっています。

 スポーツに対して全長が長い理由はふたつあります。ひとつは、後席足元スペースを拡大して後席居住性を高めること。そしてもうひとつが、ラゲッジスペースの拡大です。

 リアオーバーハングはスポーツよりも約100mm長く、その延長分はすべて荷室の前後長拡大に貢献。おかげで荷室長は1mを超え、現行クラウンシリーズで最も広い荷室を確保できていることが、エステートの最も大きな特徴といえるでしょう。

 荷室をトランクとしてないことも、大きな荷物を積む際やたくさんの荷物を積むシーンではアドバンテージとなります。

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