左は空いてるのに…高速でずっと右車線キープの「謎ドライバー」は何が目的? 追い越し車線「居座り」ゼッタイNGの理由とは
後続車に道を譲らないだけで「違反」の可能性も!?
もうひとつ、追い越し車線を走り続けることは、「追い付かれた車両の義務違反」につながる可能性があることも知っておきましょう。
![法定速度さえ守っておけばOK! ではありません![画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/12/20231226_Highway_Traffic_Accident_AdobeStock_502409250.jpg?v=1703557421)
追い付かれた車両の義務違反とは、次のようなことを指します。
追い越し車線を法定最高速度以下で走行中に、後続のクルマに追い付かれた場合、後続のクルマも法定最高速度以下で通行しているならば、追い付かれたクルマは、追い付いたクルマが追い越しできるように進路を譲らなければならず、加速してはいけない、というものです。
道路交通法第27条において規定されている交通ルールであり、違反とされれば、反則金6000円(普通車)、違反点数1点が科されます。
高速道路を走行中に後続のクルマに追い付かれ、「あ、遅かったかな?」と車線変更せずそのまま慌てて加速すると、むしろ違反となってしまう可能性があります。
もちろんその際にうっかり速度制限を超えてしまうのはもってのほかです。
ルールを把握していない無知なドライバーだと思われてしまわないためにも、しっかりとルールは知っておきたいところです。
※ ※ ※
普段遭遇することのない状況に関する交通ルールや標識・標示であっても、クルマを運転するならば、知っておく必要があります。
ただその知識も、使わなければ忘れてしまうのが人間です。定期的に確認をしておきましょう。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」
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