トヨタが「荷台で寝れる仕様」実車展示! 斬新スタイルの新型「ハイラックスチャンプ」タイでの反響は?
タイのショールームでは新型「ハイラックスチャンプ」のキャンプ仕様が展示されていますが、ユーザーからどのような反響があるのでしょうか。
新型「ハイラックスチャンプ」のキャンプ仕様、反響は?
2023年11月27日に首都バンコクで新型「ハイラックスチャンプ」が発表されました。
その後、現地のショールームではキャンプ仕様が展示されていますが、ユーザーからどのような反響があるのでしょうか。
新型ハイラックスチャンプは、2022年12月に世界初公開された「IMV0」をベースにタイ向けの「チャンプ」というサブネームが付けられて登場しました。
2023年12月現在では、インドネシアで「ランガ」、フィリピンでは「タマラオ」とそれぞれの地域に寄り添ったサブネームが付けられています。
その中で、新型ハイラックスチャンプは多様化するビジネス形態や様々な使用用途に合わせて8タイプを用意。
ボディ形状は、ショート仕様とロング仕様を設定しています。
タイプや形状も様々で、ボディサイズの1例としてタイ量販仕様となる「ロングホイールベースモデル(デッキあり)」の場合では全長5300mm×全幅1785mm×全高1735mmで、ホイールベースは3085mm、乗車定員は2名です。
パワートレインはガソリン車(2リッターと2.7リッター)、ディーゼル車(2.4リッター)の3種類を設定。トランスミッションは6速AT/5速MTとなり、駆動方式は2WDとなっています。
タイ現地での価格は45万9000バーツ(約189万円)から57万7000バーツ(約237万円)です。
なおタイでは、新車販売の時点から架装を含んだプランが用意されています。
新型ハイラックスチャンプの担当者は次のように話しています。
「ハイラックスチャンプは、低所得者でも購入出来るような仕組みを色々と考えています。
またタイでは架装文化が根付いています。
そのため、タイトヨタでは、9つの架装ビルダーと契約結んで、パッケージ化したプランを用意しています。
その他、タイ各地にあるビルダーの124店も推奨しており、そこでも架装を行うことが可能です」
なお架装例としては、荷台部分に箱や幌を付けるという基本的なものから、モーターホームのようなキャンピングカー仕様なども設定されています。
またもう少しライトな荷台にテントを張るなど昨今世界的に流行っている「オーバーランドスタイル」も用意。
タイのトヨタショールームには、荷台に収納BOXを架装し、そこに予備燃料タンクやスペアタイヤを搭載。
さらに収納BOXの上にはルーフトップテントを装着するなど、オーバーランド仕様となっています。
この仕様を見た現地の30代男性は「友達がハイラックスレボにテントを付けている。このチャンプを見たら自分もやりたいと思った」とコメント。
また40代の女性は「趣味でキャンプをするので、このハイラックスチャンプは良い選択ですね」と話しています。
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なお、日本市場ではコロナ禍前に「ハイラックス」の販売が月販2000台前後を記録するなど、一定層の実績を持っています。
一方でタイにおいては現行ハイラックスよりも安価に設定されている新型ハイラックスチャンプ。
そのため、日本に導入されれば、「ジムニー人気」のようなムーブメントが起きるかもしれません。
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