日産が新型「爆速ハッチバック」英で公開してた! 次期「マーチ」なの!? 斬新「2人乗り3ドア仕様」の「謎のモデル」がスゴい!
日産は欧州で「マーチ(欧州名:マイクラ)」を販売していますが、次期モデルではないかと噂されるモデルのコンセプトカーをすでに発表しています。どのようなモデルなのでしょうか。
これが次期マーチになる!? 「コンセプト20-23」とは?
日産「マーチ」といえば、初代モデルが1982年に登場したロングセラーモデルです。4世代・40年にわたって販売されましたが、発売から40周年の2022年に国内での生産を終了しました。
その一方、マーチは欧州で継続して販売されており、現地では「マイクラ」という車名で展開。しかも、全面刷新した5代目(K14)が登場しています。
そして、英・ロンドンにある日産デザインヨーロッパ(NDE)は2023年9月、設立20年の記念モデルとして新型「コンセプト20-23」を発表しました。
これが、次期マーチなのではないかと噂されているのですが、どのような特徴があるのでしょうか。
コンセプト20-23は、NDEのロンドンでの「20年」の歴史と「23(ニッサン)」、「2023年」であることになぞらえて名づけられました。
“制約のないクルマをデザインする”という課題のもと、NDEの若手メンバーによってデザインされ、彼らが運転したいと思うような電気自動車(EV)を作ったといいます。
3ドアハッチバックのボディとし、フロントとリアに大きなエアロパーツを装着。空気の流れは、車体前方からブレーキを冷却するための開口部を通って、前輪後方の通気口から排出されるように設計されています。
LEDヘッドライトは上下の半円形を組み合わせた特徴的なデザインで、ウィンカーも同じ半円形のLEDユニットの一部に組み込まれました。
サイドを見ると、大径ホイールを覆うように伸びたホイールアーチがたくましさを演出。フロントとリアのホイールアーチの上面には、空気抵抗を低減するための通気ルーバーが設けられています。
リアは、テールライトにヘッドライトと同じく上下に薄い半円形のLEDを採用。ルーフレールとつながった、存在感のある大型スポイラーが備わっています。
外装のグレー塗装が施され、1枚の金属から切り出されたような印象を与えます。
スポーティなエクステリアのコンセプト20-23ですが、内装もスポーティな仕立てです。
インテリアはレーシングカーの機能を未来的に解釈したもので、スクリーンに必要な情報が表示されるだけで、気が散るようなものは最小限に抑えられているといいます。
ドアは、Aピラーの付け根から上方にヒンジで開く2枚のシザードアを採用。ドア開口部にはブレースバーが備わり、乗車するときはこのバーをまたいで乗り込みます。
車内にはバケットシートが2つ装着され、シートは白に近い仕上げで、レーシングカーのような大きいヘッドサポートが付いています。
さらに、レーシングカーのようなスポーティなハンドルを装備。後ろにパドルシフトやスイッチ類が備わる斬新なものとなっています。
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ルノー・日産・三菱アライアンスは2022年1月27日に新型コンパクトEVを欧州市場に投入すると発表しており、そのときに公開されたティザー画像(ヘッドライト)がコンセプト20-23と似ていることから、同車は今後市販される予定となるようです。
国内で販売されるかはわかっていませんが、マーチ(マイクラ)はさらなる進化を遂げることになりそうです。
まぁ、コンセプトなら なンでもアリだから、期待するもしないも 随意に。