長野最長「IC空白区間」に出入口追加! 長野道「筑北スマートIC」17日開通 整備効果と通行料金は

長野道の筑北スマートICが開通します。どのような効果が見込まれるのでしょうか。

安曇野IC~麻績IC間に新設

 長野道の筑北スマートICが、2023年12月17日15時に開通します。

筑北スマートICの完成イメージ(画像:筑北村)
筑北スマートICの完成イメージ(画像:筑北村)

 筑北スマートICは、長野道の安曇野ICから北へ14.2km、麻績(おみ)ICから南へ9.0kmの位置にある本城バス停跡地(長野県筑北村、バス停は2020年12月廃止)に設置されます。

 本線直結型で、ETCを搭載した全車種が24時間・全方向で利用できます。出入口は村道や国道403号に接続。筑北村による2030年の計画交通量は1日700台です。

 安曇野ICから麻績ICまでの距離23.2kmは、長野県内の高速道路ICの間隔として最長です。この区間はこれまで筑北村を通過していましたが、新たに開通する筑北スマートICを利用することで、筑北村役場や西条駅(JR篠ノ井線)から麻績ICまでの所要時間は15分から8分に、安曇野ICまでは33分から11分にそれぞれ短縮される見込みです。

 また、筑北スマートIC近くの遊休地を活用した工業団地の発展や、西条白菜・キャベツ・ブロッコリーといった村の農産物の出荷時間短縮なども期待されています。

 筑北スマートICへの通行料金(ETC通常料金、普通車)は、中央道の高井戸ICや関越道の練馬ICから5580円、上信越道の長野ICから1100円、長野道の松本ICから750円です。

【地図】長野道「筑北スマートIC」の位置を地図で見る(6枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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