停止線のずっと手前で止まる「謎のドライバー」は何が目的!? 「スペース空きすぎ」を気にしない人たちの心理とは
最近のクルマは直前の「信号機が見えない」!?
また、クルマの形状に要因があることも考えられます。
例えば、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」などの軽スーパーハイトワゴンのように、フロントガラスが垂直気味に立ち上がっているクルマの場合です。
![混み合う街中などでは、常に周囲の状況も考えながら走ることも求められます[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/12/20231212_Traffic_Accident_002.jpg?v=1702369023)
こうしたクルマでは停止線手前で止まったとしても、状況によってはクルマの真上に近い位置に信号機が来てしまうことがあります。
特に背や座高が高いドライバーや、シートを極端に上へ持ちあげるドライバーなどは「信号機が見えない」という状況になってしまうのです。
そのため、停止線から離れて停止することが習慣となっていて、時にはかなり手前で止まってしまう、ということは考えられます。
※ ※ ※
停止線のずっと手前で停止することは、法的には大きな問題はないことかもしれません。
しかしあまりスペースを開けすぎるのも、後方に車列が伸びる原因、つまり渋滞の遠因ともなりかねません。
なお自動車教習所によると、運転免許の技能試験において、停止線から2m以上離れると減点対象となると指導しているようです。
停止線に合わせて停止することは、自身の車両感覚を磨くことにも繋がります。
そればかりか、渋滞の遠因にもなりかねない「迷惑行為」となってしまうとすれば、なおのこと良く考える必要があります。
停止線は、できるかぎり線に合わせて止めるほうが周囲にとっても良いことだと筆者(くるまのニュースライター河馬兎)は考えます。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」
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