ホンダ新型「和製スーパーカー」登場へ まさかの“次期型”「NSX」か!? 「プレリュード」に続いて登場控える「フラッグシップ」モデルとは
ホンダは2つのスポーツモデルを投入していく予定を明らかにしており、このうち1台が2023年10月に「ジャパンモビリティショー」で初公開された「プレリュード コンセプト」です。では、もうひとつのスポーツモデルはどのようなクルマになるのでしょうか。
「プレリュード」に続いて「次期型NSX」登場なるか?
2023年10月28日から開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023」で、ホンダは2ドアスポーツカー「プレリュード コンセプト」を世界初公開し、注目の的となっていました。
さらに、これとは別のスポーツモデルも続けて登場する予定です。どのようなモデルになるのでしょうか。
プレリュード コンセプトは、1978年から2001年まで販売された2ドアスペシャリティクーペ「プレリュード」の名前を冠するコンセプトカーです。
電動化の時代においても、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルで、操る喜びを継承するスポーツスペシャリティモデルだと説明します。
グローバルでの投入が予定され、現在市販化に向けて開発中であることも明らかにされていることから、22年ぶりとなるプレリュードの名称復活とともに、新たなスポーツモデルの登場ということも相まって、注目されている存在です。
そんなプレリュードですが、ホンダが2022年4月に発表していた「四輪電動ビジネスの取り組みについて」の会見では、EVスポーツモデルに言及し、このとき投入が明かされた「スペシャリティ」モデルが今回のプレリュード コンセプトに該当します。
さらに、このスペシャリティモデルに加えて、「フラッグシップ」となる新モデルも予告し、2つのスポーツモデルをグローバルに投入していくことが明かされていたのです。
このとき公開されたティザー画像には、のちのプレリュード コンセプトとなったスペシャリティモデルよりも全高が低く、四隅に配置された大径タイヤなどがフラッグシップらしい運動性能を有することが想像できます。
また、ボディはクーペのようにフロントからリアまでなだらかな曲線を描いており、クオーター部の処理などにはどこか「NSX」を彷彿とさせるものとなっています。
ホンダを代表するフラッグシップスーパースポーツカーのNSXは2世代にわたって展開され、ミッドシップレイアウトによる高い動力性能や、日本車としては極めて高価な価格設定から「和製スーパーカー」とも呼ばれ、国内外でプレミアムが付くモデルです。
新たに登場するモデルもフラッグシップであることが明言されていることから、「次期型NSX」に相当するスーパースポーツとなる可能性があります。
さらに、2023年8月18日にはホンダの高級ブランド「アキュラ」が、米国カリフォルニア州で開催されたモントレー・カー・ウィークにて、新型「Acura Electric Vision Design Study」を映像で初公開しました。
レーシングマシンのように力強いスポーティなデザインを採用し、「次世代ハイパフォーマンス・スポーツEVデザインの方向性を示す」と説明されていることから、4月の発表で明かされたスポーツモデルのひとつなのではないかといわれています。
なお、NSXも北米ではアキュラブランドとして展開されていたこともあり、ますます次期型NSXなのではないかという憶測が現実味を帯びたものとなっています。
具体的な車名や登場時期といった情報は現在のところありませんが、まだ見ぬフラッグシップスポーツモデルに期待が膨らむばかりです。
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