ホンダ新型「”最小級”SUV」実車展示! 全長4m級のゴツボディは日本仕様とは「全然違う」? RSもあるタイの「WR-V」はベツモノだった
日本と海外で車名が違う例はほかにも!
話はそれますが、ホンダにはほかにも名前がちょっとややこしいSUVが存在します。
それは「ヴェゼル」と「HR-V」と「ZR-V」です。
まず基本として、日本で販売しているヴェゼルを海外ではHR-Vとして売っていますが、かつて日本にも同名のSUVがあったのでちょっとややこしいのです。
そして北米ではさらに一筋縄ではいかず、従来はHR-V(日本でいうヴェゼル)を販売していましたが、フルモデルチェンジを機に日本でいうZR-Vにチェンジ。
その結果、「北米向け先代HR-Vは日本でいうヴェゼル」だったのに「新型HR-VはZR-V」という、しっかり確認しないと混乱しそうな状況なのです。
もちろん仕向け地により車名が違う状況はこれまでにもあった話ですし、日本のユーザーには関係ないというのも事実でしょう。
しかし、昨今はインターネットで世界の情報を見ることができる時代。
そんな時代においては、同じ名前なのに仕向け地によって車両が異なるクルマが存在するのは、ちょっとややこしいですね。
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。
日本で売らない車の情報はいらない
なぜホンダは、5ナンバーSUVを日本で販売してくれないのだろう。ずーっと待っているのに