えっ…「タダでタイヤ借りれる」って本当? トラブル時の「貸出サービス」が存在! 意外性あるJAFの対応方法とは
借りたタイヤでディーラーに行ける? どういうこと?
それでは、タイヤ貸し出しサービスはどのような流れで利用するのでしょうか。
利用方法は、応急修理現場でタイヤを借りて、そのタイヤで自動車販売店まで行き、修理を受けてからタイヤをJAFヘ返却するという3ステップです。
まず、応急修理の現場で、タイヤの破損状態を確認してもらった後に、適当と判断されればJAFスタッフがサービス内容を説明してくれます。
このときに利用者が希望すると、貸し出しタイヤが取り付けられます。
貸し出しタイヤのサイズがクルマに合わないなど、取り付けられない場合もあるので、詳しくはJAF隊員に確認するとよいでしょう。
なお、タイヤのトラブル対応ではなく、タイヤ貸し出しのみの要請はできないので注意が必要です。
応急修理が終わったら、借りたタイヤを履いてディーラーやカー用品店などへ行きます。
たとえば、旅先で応急修理を受けても、戻ってから最寄りの店舗へ行くということも。これなら、次に装着するタイヤもじっくり選べます。
タイヤ交換などの処置を受けた後は、JAFヘタイヤを返却します。
その方法は、宅配便で指定の返却先へ送るほか、JAFロードサービス基地まで直接持ち込むこともできます。
あるいは、応急修理現場でJAF隊員に申し出ると、ディーラーに預けられる場合もあります。
いずれにしても、返却に要する費用は利用者が実費を負担します。
JAFによると、タイヤトラブルでの救援要請が年々増えているといいます。
そんなトラブル後でも安心してドライブできるタイヤ貸し出しサービスは、JAF会員だけが利用できます。また、その際の利用料金は無料です。
誰にでも起こりがちなトラブルと考えれば、JAFの入会を検討してみるのもいいかもしれません。
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現在は、有人ガソリンスタンドでクルマを点検してもらう機会が減り、ドライバーはタイヤの破損に気づきにくくなっているといわれます。
そのような状況下でカーライフを安定させるためにも、タイヤ貸し出しは頼れるサービスといえるでしょう。
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