全面刷新されたスバル新型SUV「フォレスター」! 詳細不明な「日本仕様」はどうなる!? 初の本格「ハイブリッド」も設定か?

2.5リッター搭載の米国仕様に対し日本仕様はベツモノになる?

 5代目(現行型)の北米仕様は、現在も2.5リッターの水平対向4気筒エンジンのみのラインナップとなっています。

 しかし日本仕様は、2リッター水平対向4気筒エンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様「e-BOXER(イーボクサー)」と、1.8リッター水平対向4気筒ターボの2種類で、全く異なるラインナップとなっているのです。

SUVらしさを強調し、よりたくましいイメージに刷新されたスバル新型「フォレスター」(6代目・米国仕様)
SUVらしさを強調し、よりたくましいイメージに刷新されたスバル新型「フォレスター」(6代目・米国仕様)

 ちなみに5代目モデルの日本仕様にも、デビューから2020年10月までは2.5リッターモデルが存在していましたが、1.8リッターターボと入れ替わる形で消滅しています。

 日本の自動車税は、2リッターも1.8リッターターボも同額ですが、2.5リッターになるとひとつ上のクラスとなってしまうため、2.5リッター同等の出力と燃費性能を持っているのであれば、1.8リッターターボの方がいいというユーザーが多かったのが主な理由と考えられます。

 一方、アメリカでは長距離移動も珍しくなく、走りにゆとりのある大排気量車が求められる傾向があるため、新型でも継続して2.5リッターエンジンが採用されたと考えていいでしょう。

 そう考えると、日本仕様は当初は現行型と同じく2リッターのe-BOXERと1.8リッターターボでスタートし、追ってストロングハイブリッド仕様が追加されるというのが予想されます。

 あるいは、遅れて発表となる日本仕様公開の目玉として、ストロングハイブリッドを最初から持ってくる可能性も否定できません。

 米国での発売は2024年春の予定ですが、国内ではいつ正式発表となるのか、この先の動向からも目が離せません。

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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