ナンバープレート下2桁に「42や49」が発行されないって本当? 希望で「4649」は出来るけど… 自動で割り当てない理由とは
他にもある割り当てられない数字「13」にはどんな意味がある?
さらに担当者は、他に欠番となっている数字や平仮名に関して次のように話しています。
「駐留軍人、いわゆる米軍基地関係者などが所有する自家用自動車のうち、ナンバープレートの平仮名部分がE、H、K、M、Yのものについては下2桁に『13』を使わないことが決まっています。
こちらも明確な理由は分からないものの、13はキリスト教で不吉な数字として忌み嫌われることが影響していると考えられます」

その他、前出の担当者は「平仮名」についても次のように語ってくれました。
「また、ナンバープレートの平仮名には『お・し・へ・ん』の文字も使われません。
『お』の文字は『あ』と混同されやすい、『し』は死、『へ』は屁を連想させる、『ん』は発音しにくいといった理由から使用されないと聞いています」
これらは語呂合わせや縁起に強いこだわりを持つ日本ならではといえるでしょう。
※ ※ ※
自家用自動車の場合、希望しない限り下2桁が「42」と「49」のナンバーは発行されません。
とはいえ、上2桁が「42」と「49」のナンバーは欠番となっていないため「4219(死に行く)」や「4215(死に行こう)」が割り当てられたユーザーもいるようです。
語呂合わせが気になる場合には希望ナンバー制を検討すると良いかもしれません。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。
































