走行中に飛んでくる「謎の石」!? ガラスも割れる恐怖の「飛び石」なぜ発生!? 実際に被害を受けたらどうすれば良いの?

カーライフのアクシデントのひとつ「飛び石」では、走行中に小石が飛んできてクルマにキズがついたり、ときには事故を誘発させる場合もあります。一体なぜ走行中に石が飛んできて、被害を受けた場合はどうすれば良いのでしょうか。

恐怖の「飛び石」なぜ起きる? 防ぐ方法は

 走行時に注意したいアクシデントのひとつである「飛び石」。
 
 突然クルマに小石が飛んでくることでクルマにキズがついたり、ときには事故を誘発させるような大きな被害につながることもあるのです。
 
 しかしなぜ走行中に石が飛んできて、そして自分のクルマに衝突した場合には一体どうすれば良いのでしょうか。

線状に入ったヒビ
線状に入ったヒビ

 飛び石は、道路に落ちている石をタイヤで踏んだり巻き込むか、あるいはタイヤの溝に挟まっていた石が走行中に外れて飛ぶことで発生します。

 高速で回転するタイヤに勢いよく跳ね上げられたり弾かれた石は、強い力を受けて勢いよく飛ぶため、大きめの石が運悪く対向車や後続車のボディにぶつかれば塗装が剥がれるどころか凹んでしまうこともありますし、ぶつかった場所がガラスなら割れたりヒビが入ってしまうことも珍しくありません。

 筆者(大西トタン)も実際に飛び石を受け、乗っていたクルマのフロントガラスにヒビが入ったことがあります。

 走行中に突然「ビシッ!」と激しい音がしてかなり驚いたうえ、フロントガラスの中央部分にはヒビが入ってしまいました。

 飛んできた石の大きさや速度、フロントガラスへの衝撃の強さによっては、ガラス全体に広がる大きなヒビが入ることもあるので、この時はまだ小さなヒビで済んだので不幸中の幸いでした。

 この飛び石は先述したように、「石をタイヤで踏む」「タイヤに巻き込む」「タイヤの溝に挟まっていた石が外れる」という3つが主な原因。高速道路のように速度が高く、石を強く弾きやすいシチュエーション下で発生しやすいことから、特に注意が必要です。

 また、トラックやバスなどタイヤのサイズが大きなクルマであるほど、石を踏んだり巻き込む可能性が高く、またタイヤの溝が大きいため石が挟まることも多いことから、こうした車両の後ろを走る際も十分に警戒しましょう。

 跳ね上げられた石が勢いよくぶつからないよう、なるべく車間距離を空けておくことが、衝突や大きな被害を防ぐポイントになります。

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1件のコメント

  1. 正確な情報が手許に無いが、毎年何人かの死亡事故が起きていることを知っておくべきと思う。多くは大型車のダブルタイヤ間に挟まった飛び石と推測されている。運転中は色々な注意が必要だが、車間距離は簡単にできる自己防衛の一つと思う。

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