「冬用タイヤ」どれを選べば良い? チェーンにも「様々なタイプ」が存在! 気になる「正しい選び方」とは
「タイヤチェーン系」にも様々な種類がある
タイヤ以外の冬用装備として、「タイヤチェーン」という選択肢もあります。
これはタイヤに巻き付けて使用する「走行補助器具」で、チェーンを地面に食い込ませることで、雪道や凍結路でも滑らず走ることができます。
雪道や凍結路での走行性能が高く、さらにノーマルタイヤのままで装着できるのがポイント。また比較的安価で購入可能な点もメリットといえます。
そんなタイヤチェーンには、「金属製」「樹脂製」「布製」の3種類があります。
まず金属製は、金属のチェーンをタイヤに巻き付ける、おなじみのタイプです。雪道・凍結路で優れた性能を発揮し、収納時もコンパクトで、1万円以下でも購入できるなど安価なのが特徴。
その反面、錆びやすく、またスピードが出せない点や、耐久性が低いのがデメリットと言えます。
次に、樹脂製チェーンは耐久性も高く、タイヤに巻き付けた状態で安定して走行できるのが特徴。
ただし、金属製と比べると価格が高く、サイズが大きいためかさばるのがデメリットです。
最後に紹介する布製は、タイヤを覆うように取り付けて使用するタイプで、他の2種類のチェーンより装着しやすいのが特徴。
「布」と聞くと不安に思う人がいるかもしれませんが、一般的な布とは異なり強度が確保されているうえ、雪道での走行性能は意外と高く、さらに安価なのもメリット。
ただし金属製や樹脂製のチェーンと比較すると耐久性が低く、常時使用には向かないのが難点です。
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これらタイヤチェーンはいずれも使用のたびに“装着する手間”がかかるのがスタッドレスタイヤとの大きな違いでしょう。
一度交換すれば、そのシーズンは装着する交換する手間のかからないスタッドレスタイヤにするか、手間はかかるものの安く済むチェーン系にするか、どちらを優先するかで選択するのも良いですね。
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