スペイン村や賢島がより近く!「伊勢志摩連絡道路」の一部トンネル区間が2024年度に開通へ

三重県の地域高規格道路「伊勢志摩連絡道路」の一部を構成する国道167号磯部バイパスが、2024年度に開通する予定です。どのような計画なのでしょうか。

国道167号磯部バイパスが建設中

 国道167号の磯部バイパスが2024年度に開通する予定です。三重県の伊勢~志摩間の移動が便利になる道路ですが、どのような計画なのでしょうか。

幅が狭く走りにくい国道167号の現道(画像:三重県)
幅が狭く走りにくい国道167号の現道(画像:三重県)

 磯部バイパスは、三重県志摩市磯部町の恵利原から五知までを結ぶ道路です。延長は2.5kmと短いものの、前後の第二伊勢道路(延長7.6km)と鵜方磯部バイパス(同7.7km)と合わせて、地域高規格道路「伊勢志摩連絡道路」を構成します。

 伊勢志摩連絡道路は、伊勢二見鳥羽ラインを介して伊勢道とつながっており、名古屋・四日市・津方面から鳥羽・志摩へ向かう際のアクセスルートを担っています。

 磯部バイパスが開通すると、遠回りして走る国道167号(現道)を1823mの恵利原五知トンネル(仮称)で近道できるようになり、志摩スペイン村や賢島などへのアクセス性が向上する見込みです。

 また、救急搬送時間の短縮や災害時の緊急輸送道路としての機能も担い、地域の防災力向上への貢献も期待されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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